【福島県郡山市】不安障害・対人恐怖症の方に…【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さんこんにちは☺

生活支援員の國分です。

まもなく3月が終わりますね✨まもなく開所だと思うとなんだかドキドキわくわくしてきます!(^^)!

今回は、不安障害・対人恐怖症とななにか皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

不安障害・対人恐怖症とは…

まずは、不安障害における対人恐怖症とはどういった症状なのか、また原因や治療法などを見ていきたいと思います。

対人恐怖症とは、他人からの評価や言動を気にするあまり他人との交流や人前に出る行為を極端に避け、日常生活・社会生活に支障をきたしている状態のことになります。

対人恐怖症という疾患があるわけではなく、医学上では不安障害の一種である『社交不安障害』における症状の一つとして扱われています。

対人恐怖症を発症する原因は明らかになっていないものの。遺伝的要因や成育環境などの環境要因が関与していると考えられています。

また、過去に大きな失敗を経験した場合、それが発症のきっかけとなるケースもあると言われています。

対人恐怖症の主な症状

対人恐怖症の症状は、精神面および身体面の双方に以下のような形で現れてきます。

精神的な症状

他人との交流や人前に出る行為が必要な場面で、強い緊張や恐怖を感じます。

また、自分が緊張状態であったり、恐怖を感じていたりすることを相手に悟られることに対しても不安を感じやすいのが特徴です。

身体的な症状

上記のような場面で緊張・恐怖を感じたときに、手足が震えたり、顔が赤くなったりすることがあります。

また緊張から大量の汗をかいてしまい。ハンカチやタオルがないと落ち着けない状態になる場合もあります。

これらの症状は、扁桃体からの指令によって交感神経が優位になるために起こしている反応になります。一般の人でも起こる正常な反応ですが、対人恐怖症を患っている方は特に扁桃体の活動が過剰になっており、緊張や恐怖感を感じやすくなっていると考えられています。

対人恐怖症の一般的な治療方法

対人恐怖症を含む社交不安障害の治療法としては、主に薬物療法と精神(心理)療法が用いられます。

薬物療法

薬物療法は投薬によって不安症状との関わりが強いセロトニンなどの脳内神経伝達物質を調整する治療法になります。

一般的には「SSRI」や「SNRI」、「抗不安薬」などが処方されることが多く、これによって不安や落ち込み、不眠といった症状の軽減が期待されます。

精神(心理)療法

精神(心理)療法は、認知行動療法や曝露療法などの手法を用いることで、不安や恐怖の増幅に繋がる心理的問題を対処する治療法になります。

認知行動療法・・・現在生じている問題を具体的にし、認知(考え方)や行動などを少しずつ変えていくことで解決を目指す心理療法。

曝露療法・・・不安の原因となる刺激に段階的に触れることで、少しずつ不安を解消していく心理療法。エクスポージャー療法ともいわれています。

不安障害・対人恐怖症の方が直面しやすい課題と対処方法

対人恐怖症を含む社交不安障害の症状は、日常生活や社会生活に大きな支障をきたすケースがあります。

その中で、対人恐怖症を患う方が直面しやすい問題とその対処法として考えられるポイントを考えていきたいと思います‼

仕事における困り事

対人恐怖症の症状が仕事に与える影響として、以下のようなものがあげられます。

・人前で話すことに緊張、恐怖を感じる(面接、顧客へのプレゼンテーション、会議中の発言など)

・周囲の視線が気になってしまい業務に集中できない

・ほかの人が聞いている場所で電話応対をすることに緊張してしまい、電話をとれない、言葉がでない

などが考えられます。

治療を行うことで症状を抑えられる可能性があります。

対人恐怖症の症状は、前述した薬物療法・精神(心理)療法によって緩和できる場合があります。

面接や会議など、事前に予定がわかっているものについては、始まる前に抗不安薬などを服用することで身体症状を抑えることができます。

また服薬によって仕事をスムーズにこなせるようになれば、それ自体が1つの成功体験・自信となって不安の解消につながる可能性もあります。

日常生活で意識すると良いこと

対人恐怖症の症状を軽減させる手段として、日常生活の改善も効果的と感がられています。

規則正しい生活や十分な睡眠、また適度な運動を心がけることで、心身をリラックスさせ、セロトニンなどの物質量を整える効果が期待できます。

精神疾患を持つ方に適性のある仕事・環境とは・・・

対人恐怖症の症状が重く、現在ついている仕事を続けることが困難である場合は、症状があっても活躍しやすい仕事に転職してしまうことも1つです。

対人恐怖症を患う方が活躍できそうな仕事を考えていきたいと思います‼

・繁閑の差が少ない定型的な仕事

季節や日にちによって仕事の繁閑が大きく異なる業務では、生活リズムが乱れやすく病気にも悪影響になります。

そのため、なるべく年間を通してリズムが変わらない定型的な仕事を選ぶと良いと思います。

繁閑の差が住むない仕事の例としては、清掃業やメーター検針、またポスティングや新聞配達などもあります。

・在宅勤務が可能な仕事

人前に出たり、電話応対をしたりすることに強い抵抗を感じる場合は、メールやチャットでやり取りができる在宅勤務の可能な仕事を検討してみると良いかもしれません。

自宅でできる仕事としては、Web(ライター・デザイナー・プログラマーなど)やネットショップの運営などが挙げられます。

また事務業務では在宅勤務を認めてもらえるケースもあります。上司に相談してみるのも1つです。

国の医療制度・就労移行支援などについて・・・

精神疾患を持つ方が就職時に活用できる支援をご紹介いたします🌟

対人恐怖症を患う人が治療と並行して仕事を継続する場合は、国の医療制度や就労移行支援事業所などの機関を活用できる可能性があります。

ここからは対人恐怖症の方が対象となる医療制度、支援機関について詳しく見ていきたいと思います。

自立支援医療制度などの経済的な支援

・自立支援医療制度

心身の障害に対する医療費の自己負担額を軽減できる制度になります。通常3割負担となる医療費を1割負担まで減額できるほか、疾患の種類や収入によって月ごとの負担額上限が設けられ、それを超える負担が免除されます。

対人恐怖症などの精神疾患は治療が長期にわたる可能性が高いため、医療費の負担を減らすことで安心して治療に専念できるということは重要なポイントになりますね。

傷病手当金

病気やけがで働けなくなった期間に応じて、給与の一部支給を受けられる制度になります。1日あたりの支給額は標準報酬月額の2/3に相当する額で休職日から最長1年6ヶ月まで支給されます。

障害年金

病気やケガによる生活、仕事が制限される場合に受け取ることができる年金になります。

国民年金にあたる障害基礎年金と厚生年金にあたる障害厚生年金の2種類があります。

障害者就業、生活支援センターへの相談

障害者就業、生活支援センターとは、支援対象となる障害者に対して、雇用・保険・福祉・教育などの関連機関と連携して就業支援・指導を行う機関のことです。

2024年3月現在、全国で337か所指定されています。

就労移行支援事業所への相談

就労移行支援事業所とは、対人恐怖症などの精神疾患を持つ方が一般企業へ就職できるようにサポートを行う福祉サービスのことになります。全国に3,300か所以上の就労移行支援事業所があり、求職から就職後の定着支援までを幅広く行っています。

就職までの支援だけではなく、就職後の相談やサポートも希望したい場合は、就労移行支援事業所への通所をおすすめいたします‼

就労移行支援事業所のサービス内容

・就職したい企業に対応するための職業訓練(PC訓練や軽作業訓練、ビジネスマナーなどの講座など)

・履歴書の添削、模擬面接などの就職活動サポート

・就職、転職に関する相談

・職場実習の環境提供

・就職後の定着支援

など、上記のように就労移行支援では不安障害・対人恐怖症といった障害の特性を職員が十分に理解した上で、利用者の方一人ひとりに合わせた支援を行っていきます。

・どういう仕事が向いているのか

・どういうスキルを身につければいいのか

・就活はどのように行えばいいのか

・就職した後の不安はどうすればいいのか

就労移行支援を利用すれば、こういった様々な不安や疑問に対して職員とともに考え解消、解決していきながら日々の訓練を重ねて最適な就職へ向けて進んでいけると思います。

就労移行支援事業所の利用条件

・18歳以上65歳未満

・一般企業で働くことを希望している

・身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、その他難病などがあり現在働くことが困難な方

障害手帳を持っていない場合でも、医師の診断や自治体の判断によって就労移行支援サービスを利用することができるので、一度相談してみると良いかもしれません。

ネオワークス郡山では、週1日から通所が可能で在宅での訓練もご希望のある方は可能になります。事業所のPCを貸し出しますのでお気軽にお問合せください。

さまざまなカリキュラムを通して、ご自身のペースでスキルUPしていただき就職を目指せるように徹底的にサポートをしていきます🌟

ハローワークや面接同行などの対応も可能になります。不安な方に寄り添い安心して活動できるように支援いたします。

2024年4月1日開所いたします!(^^)!

相談・見学・体験随時受付中です💛

お気軽にお問合せください。

【福島県郡山市】仕事選びでミスマッチを防ぐには…【就労移行】【ネオワークス郡山】

 

皆さんこんにちは☺

生活支援員の國分です☆

皆さんは仕事を選ぶときにどのようなことを基準にしていますか?

「コミュニケーションが得意だから営業かなー」「コツコツ一人で取り組むのが好きだから事務にしようかなー」「人とかかわる仕事がしてみたい‼」など様々な動機があると思います。

しかし、これがやりたい‼自分に合っている‼と思って選んだはずの仕事なのに、いざ働いてみると『なんか思っていたのと違う…』となることもありますよね?

今回は、なぜそういったミスマッチが起きるのか。ミスマッチを防ぐにはどうしたらよいのか。について考えていきたいと思います。

ミスマッチとは・・・

ミスマッチ(英語:mismatch)=不整合、不一致という意味になります。

では、仕事選びでのミスマッチとはどのようなことになるでしょうか。

それは個人の能力や適性と仕事内容や環境があっていない状態と言えます。

もっとわかりやすく表現すると、『自分自身が発揮できる能力やスキル』と『企業に求められていること』にズレが生じている状態と言い換えられます。

自分の能力と求められている仕事内容がマッチしているかどうかは、長く働き続けるための一つの要素にもなると考えられます。ですが、どうやってマッチさせればいいかわからず悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

次になぜミスマッチが起きるのか考えていきます‼

ミスマッチが起こる要因はどのようなもの?

一言にミスマッチと言ってもさまざまなものがあります。

例えば、上記でも言ったように「そもそも自分の能力と職場で求められていることがあっていない」という場合もあれば、「能力や経験はあっているが、発揮する方向性があっていない(自分のやりたいと思っていることと異なる)」といった場合もあります。

ではなぜ、このようなミスマッチが起こるのか考えてみましょう。

・自分の能力や経験の理解が十分ではなかった(強み、弱みの理解が不足している)

・企業から求められていること、その企業でできることが適切に把握できていない(企業研究不足)

・仕事を通してどのような経験をし、どんなことをできるようになっていきたいかが不明瞭

といった理由が考えられます。

【発達障害の特性がある場合】

さまざまな特性の影響からミスマッチが起こりやすいと言われています

・経験を振り返ること、苦手なことを認識することなどに難しさがある

・自分なりの基準で考えてしまう傾向がある(こだわり・他者視点の持ちづらさ)

・求人情報から具体的なイメージを持つことが難しい

などがあります。これらの影響から自分にあった適切な職業選択が行われず

ミスマッチを起こした状態を繰り返してしまうことが多いと言われています。

ミスマッチを防ぐにはどうすればいいの??

🌟自分の得意/不得意、配慮が必要なことを理解し、整理して具体的に伝えられるようになる(自己理解)

まずは、特性や自分の強み弱みを整理して自己理解を深めましょう。そのうえで相手にわかりやすく伝えられるように工夫しましょう。

就労移行支援事業所ネオワークスでは、カリキュラムの中で自己理解を深め、就職活動に必要な面接練習を通してわかりやすく伝える方法を学んでいきます。

🌟企業や求人情報から求められることを読み取り、自分のできることとマッチングさせる

企業のホームページや求人情報から求められる人物像やスキルを予測できるようにしましょう。例えば、求める人物像として【コミュニケーションがしっかりとれる人】と記載されていても、何ができればよいのかはもう少し具体的に予測する必要があります。仕事内容等と照らし合わせ、チームで取り組む業務の場合には 【周囲の方との報連相(報告・連絡・相談)を密に行いながら連携が取れる人】という風に読み取れるかもしれません。

ネオワークス郡山のカリキュラムの中では、就職活動の支援として企業研究を職員と一緒に考えたり、求人情報から求められていることを共に具体化するサポートを行っていきます。

🌟自分の価値観を考える

自分自身はどんなことをしていると満たされるのか、どんなことに価値を見出すのかを知る。仕事や企業を選ぶときに、その会社で働くことで自分自身を大切にしていることは満たされるのかを考えるましょう。

ネオワークス郡山では、過去の経験などから自己分析をとおして振り返り、自分自身がなにを大切にしたいと思っているか、そしてその先の価値観を大切にしながら、仕事に限らずどのように生きていきたいか一緒に考えていくことができます。

ここまであげてきたものはあくまで一例になりますが、具体的になにをすればよいか知っておくことで目標に近づくための行動がとりやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

・自分が持っているものと相手が求めているもののずれが生じている=ミスマッチしている可能性がある

・ミスマッチを防ぐためには自分の能力や経験の分析が大切

・相手が求めていることを正しく把握して相手に伝わるように伝えられること

・職業を選んでいく際に自己理解や価値観、どんなところでどんなふうに働くかを合わせて考えていくこと

などが大切なことになるのではないでしょうか。

就労移行支援事業所ネオワークス郡山では、自己理解や自己分析はもちろん、就活へ向けてのフォローまで一人ひとりに寄り添い支援していきます。

2024年4月1日開所に向け職員一同準備中です‼

相談・見学・体験随時募集中です☺

お気軽にお問合せください✨

【福島県郡山市】特性を活かして強みにして働く‼【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは☺

生活支援員 國分です。

みなさんはご自身の特性は把握していますか?

長く働いていくために大切なことでもある特性を理解して仕事にどう活かせばよいか考えていきたいと思います🌟

特性が強みになる‼

発達障害やその他障害にはさまざまな特性があります。一人ひとり異なりその特性により仕事での悩みに繋がることも考えられます。しかし実はその特性は得意分野に活かした強みに変えることもできるのです✨

ADHDの特性を持っている方…

ADHDの特性は不注意傾向が強いためミスの繰り返しや多動衝動傾向が強く後先考えずに行動してしまうことが多いと思います。

仕事上で悩みになるのはこのような感じではないでしょうか

・優先順位がつけられない

・マルチタスクが苦手

・仕事の期限を忘れてしまう

・興味のない仕事を放置する

・ケアレスミスや忘れ物が多い(ワーキングメモリの弱み)

ADHDの方の仕事上での強みは…

・行動力があり思いついたことをすぐに実行できる

・いろいろなことに興味を持ちチャレンジする精神がある

・興味のあることに集中できる

・創造性があり新しいアイディアが生み出せる

このように特性を強みに変え仕事に活かせるのではないでしょうか。

ASDの特性を持っている方…

ASDの特性のある方は対人関係やコミュニケーションに問題を抱えることが多く、仕事上では人間関係につまづくことが多いのではないでしょうか。

仕事上で悩みになることはこのようなこと

・相手の気持ちが理解できない

・あいまいな指示の意味が理解できない

・一つのことに集中しすぎてしまう

・感覚が過敏になりすぎて集中力を失ってしまう

ASDの方の仕事上での強みは…

・決まった作業やマニュアル通りに進めることができる

・正確な作業ができる

・一つの作業へ集中すると生産性が高い

特性を活かせる仕事は・・・?

『ADHDの特性に向いている仕事』

ルーティン化された仕事

→マルチタスクを求められることではなく業務の流れが決まっているルーティン化された仕事で自分のペースが保てる仕事であれば実力を発揮することができます。

自分のペースで働ける仕事

→時間を忘れて集中してしまうことがあるので、決められた時間での区切りがある仕事よりも自分の判断で時間を自由に使える仕事が向いています。

『ASDの特性に向いている仕事』

軽作業やモノづくり

→興味がある仕事での一点集中型が活かせれば生産性の高い作業ができます。

デスクワーク

→得意分野であれば、仕事をおこなっているときには飽きずに長時間集中してデスクワークに取り組むことができます。

ASDの特性をお持ちの方は人間関係や上司に気に入られるという評価ではなく、成果に応じて評価される仕事を選ぶことがポイントです。業務のスペシャリストになれば貴重な人材となります。

しかしここでお伝えしておくことは、これらはあくまでも『ADHDの特性』『ASDの特性』を活かせる可能性がある職種ということになります。必ずしもこの職業に就けるというわけではありません。予めご了承ください。

🌟まとめ🌟

発達に凹凸があってもそれぞれの特性を活かすことで、向いている仕事や職種があります。

ADHDの特性がある方は、多動性の傾向を活かし、身体を動かす仕事(例えば営業)やフレックスタイム制などで自分で予定を決めて働ける比較的自由な仕事が向いているのではないでしょうか。

反対に不注意傾向がある方は入力作業や書類作成など正確性が求められる事務職は苦手な分野になる可能性があります。

ASDの特性がある方は、拘りが強く集中力が持続する傾向を活かし軽作業での生産性を高める仕事や長時間作業できるデスクワークが向いているかもしれません。チームとしてよりも個人の成果が評価される業務の方がより能力を発揮できると思います。

反対にコミュニケーションを重視し臨機応変な対応を求められる仕事は苦手な分野になる可能性があります。

発達障害の方は特性による得意不得意の分野がはっきり分かれるので、仕事選びに苦労することが多いかもしれません。

ネオワークス郡山では就職にむけて利用者の方の得意不得意や障害特性を一緒に把握し、一人ひとりに対して個別に支援していきます。

自分らしく働くこと、仕事に充実感や手応え、達成感をもって長く安定して働き続けられるようにさまざまなカリキュラムを提供いたします。

ただいま、4月1日の開所にむけ準備中です。

そしてプレオープン中になります‼

相談・見学・体験ご予約不要でいつでもお越しいただけます!(^^)!

みなさまのお越しを職員一同心よりお待ちしております🌟

【福島県郡山市】プレオープンします🌟【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さんこんにちは。

生活支援員の國分です☺

4月1日開所に先立ちまして、3月18日からプレオープンいたします✨

ご予約不要で、相談・見学・体験をしていただくことができます‼

ネオワークスってどんなところ?

どんな支援をしてくれるの?

どんな職員がいるの?

無料の昼食ってどんな感じ?

私は利用できるかな?

などなど

さまざまな疑問にもお答えいたします!(^^)!

昼食試食をご希望の場合のみ、準備の関係上ご連絡いただければと思います。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております☆

【福島県郡山市】自己理解はなぜ必要なの?【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さんこんにちは!

お久しぶりです。生活支援委員の國分です☺

もう3月になって3週間経ちますね‼

4月開所に向け職員一同準備を頑張っています✨

さて、今回は自己理解の必要性について皆さんと学んでいきたいと思います!(^^)!

自己理解とは…

文字の通り自分を理解するという意味になります。自分のことなので理解できている!と思われる方も多いと思いますが自己理解はとても重要なこととなります。

発達障害のある方は自分の障害特性までも含めて自己理解をする必要があります。それは障害があることで社会での生きづらさにつながっていくからです。

自己理解ができないと自分にとっての有益な人生の選択が導き出せないからです。

自分を理解するためにも自分の性格や態度、価値観などを知り、それを自分自身が納得して受け止めていく必要があります。「これまでの自分の人生や経験を振り返り、客観的に自分をみつけなおしてみること」になります。大事なことは自分を客観視する作業ということです。振り返ると自分の歩んできた過去を思い出します。『楽しかったこと』『良いこと』『嫌なこと』などさまざまな場面が思い浮かぶのではないでしょうか。しかしこれを客観視する作業は難しいものです。

客観視できない方に多いことは

・自身の都合の悪いことは隠す

・良いことばかりの人生しか認識していない

・直視できないことに対して都合の良い内容を入れて上書きする

これは人間の防衛本能にも関係していることです。

このように自己理解が欠落してしまうことで働くときにやりづらさを感じたり、生きづらさを感じているのであれば自身の障害特性の自己理解を深めていくことが大切になります。

自己理解が大切なのか

発達障害の方にとって自己理解が大切な理由

・自分に合う仕事や働き方がわかる

自己理解を深めることで自身の弱みや強みを把握することができ、自分に合った仕事や働き方が実現しやすくなります。自分がやりたい仕事と自分のできる仕事は違います。好きな仕事に就くという点で考えれば自己実現ですが、自分自身の特性がその仕事をすることに対して無理がないかを知ることが大切です。例えばその仕事が好きでやりがいを持っていても、自分の体力がフルタイム勤務できる状態ではない時などです。無理して働くことでかえってストレスがでてしまい、好きな仕事なのに苦痛になるかもしれません。その結果、長続きしないのであれば意味がありません。

・周囲に理解してもらえる

自己理解をすることで周囲に自分自身のことを詳しく伝えることができ、どんな配慮が必要なのかを詳細に伝えることができます。自分だけが努力していても限界があります。社会参加は個人と社会が相互に歩み寄る努力が必要となります。相手に自分のことを知ってもらうことで初めて相手(企業)も必要な配慮がわかり、仕事をする上でスムーズに進めていくことができます。

自己理解を進めるために重要なこと

発達障害のある方が自己理解ができていないことで障害特性にあった進路選択や職業選択ができず不適応や二次障害が生じることになりますので、特性を理解して配慮を得られる環境を選択できることが重要になります。

そのためには

・障害の受容ができている

・手帳の取得、障害者雇用の選択で働きやすさを求める

・障害特性を理解した上で自身の強みや弱みを把握し合理的配慮を得る

・セルフモニタリングでの体調管理や感情抑制

などが必要になってきます。

自己理解を進めるためのステップとして

自己理解を行う上で次の視点から考えてみることで深く理解することができます。

・自分から見た自分→自己分析(成育歴、学歴、職務経歴、得意不得意など)や特性の理解

・他者から見た自分→他者からの意見を受ける

・データから見た自分→検査の結果

これらの視点から自己理解を多面的に見ていきます。

そこから導き出されることとして自分の強みと弱みを知ることができます。

自己理解を通して強みと弱みを知ることで自分の特性が生かせる職場や環境を見つけやすくなります。

・強みは企業に提供できる資質

これまでの仕事や生活で自分の得意であることが何か、うまくできたことなど強みを言葉にできれば企業側にどのようなメリットがあるかを想像そてもらいやすくなります。

・弱みを知ることで配慮に繋げる

弱みに関しては自分で理解し言葉にすることで企業側がどのような配慮が必要なのかを想像してもらいやすくなり、それにより働きやすくなるということに繋がります。

特性は強みにも弱みにもなります。たとえば過集中の特性がある方は、状況に応じた臨機応変な仕事をするという面ではマイナスなこともありますが、集中力の持続が必要な環境下の仕事であればその強みを活かすことができます。このようにどんな環境であれば自分の強みを活かすことができるのかを知ることもとても大切です。

障害や病気のどのような理由により困り事があるのかを知る

自分自身の障害や病気からどのような症状が起きてどのような困り事があるのかを知ることも重要なことです。仕事での経験や生活での困り事を書き出してみるとわかりやすいかもしれませんね。

環境での困り事を知る

環境の変化によっても体調が悪くなったり集中できないこともあります。どのような環境が自分にとって落ち着いて仕事ができるのかを理解しておくことも大事です。

自己理解は就活のときだけではなく、すべての人にとって必要なことです。

自分の強み、性格に気づくことで

→他人と比較することが減り自分が好きになる。自信がつき自分の強みを伸ばしたり得意なことに集中できる

やりたいことがみつかることで

→内発的なモチベーションで日々わくわくしながら過ごせる

価値観に気づくことで

→人生で大事にしたいこと、重要なことが優先できる

自分を知るために他者からの視点も必要ですが、他社からの視点だけではなく他人が持っている強みや弱み、理想や価値観を知ることで

『この私の特性は当たり前だと思っていたけど違うんだ』

『この部分は自身を持ってもいいのかもしれない』と気づくこともできます。

自己理解や自己分析は一人で黙々とするものというイメージが強いのではないでしょうか。

確かにそういった方法もありますが、他者から得られる気づきや学びは非常に多いです。

他者を通して自分を知ることができ、新たな気付きがあるかもしれません。

就労移行支援事業所ネオワークス郡山では、自己理解をはじめとするさまざまなカリキュラムを準備しております。

自己理解では、これまでの自分を振り返ったり、模擬就労やグループワークで他者との関わりの中で新たな自分を発見したりしながら自己理解を深めていくことができます。

一人ではなかなか気づくことができない自分の一面をカリキュラムを通して、支援員や利用者の方とともに考えることで気づくことができます。

少しでも気になる方はぜひお問合せください!

お待ちしております!(^^)!

【福島県郡山市】精神障害とは…【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは!

生活支援員 國分です。

今回は、精神障害についてみなさんと学んでいきたいと思います!(^^)!

精神障害の種類と特徴

精神障害とは、何らかの理由で脳の機能障害が起こり、脳内の伝達物質の分泌が狂ってしまったり、バランスを崩したりすることで心身に様々な症状が現れるものです。

2020年においては精神障害をお持ちの方が20歳未満では男性が約38.3万人、女性21.7万人。20歳以上では男性が225.9万人、女性328.6万人ということが厚生労働省の調査で分かっています。

たくさんの方が精神障害に苦しんでいることがわかります。

では主な精神障害の種類についてご紹介させていただきます。

うつ病

日本では、100人に3-7人がうつ病を経験しているという調査結果があります。

うつ病とは聞きなれた言葉ですが、精神障害の1種です。症状は一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない、食欲がない、眠れない、といった状態が長期間続き、物事の見方や考え方が否定的になってしまうことがあります。

また、身体にも強い倦怠感が生じ、行動も大きく制限されてしまうのがうつ病の特徴です。

精神的・身体的ストレスの積み重ねなどがきっかけでうつ病を発症することが多く、治療によって完全に回復することもありますが、治療が長期に及ぶ人もいます。

統合失調症

統合失調症とは、脳内の精神機能のネットワークがうまく働くなくなり、思考や感情、行動を一つにまとめられない(統合できない)症状です。自分の思考や感情をその場に合わせてコントロールしたり、勉強や仕事などのまとまった行動をとったりすることができなくなる精神障害です。

幻聴や幻覚が代表的な症状で、ほかには周囲に無関心になる、感情表現が乏しくなる、などがあげられます。

原因は正確にはわかっていませんが、発症しやすい要因を元から持っている人が強いストレスなどをきっかけに統合失調症につながると考えられています。

日本では100人に1人の確立で発症するといわれています。

双極性障害

双極性障害とは、躁状態とうつ状態という両極端な状態を行き来する精神障害です。(躁状態とは、気分が著しく高揚した状態)躁状態になると周囲から見ても行き過ぎたハイテンションで後先を考えない浪費などの行動に出ます。

一方でうつ状態に入ったり、躁・うつが混在していたりする時期もあります。

躁状態のときは治療を受けないことが多く、見逃したり、診断に年単位の時間がかかったりします。

日本では、100人に1人程度と言われています。

発達障害

発達障害とは、生まれつきの脳の特性によって脳の機能に問題が生じる精神障害です。

いくつかの種類があり、言葉の発達の遅れを特徴とした自閉症、興味や関心の偏り、不器用さを特徴とするアスペルガー症候群、注意散漫でじっとしていられない特徴がある注意欠陥多動性障害(ADHD)、読み・書き・計算が極端に苦手ば学習障害(SLD)などがあります。

生まれつき脳機能の一部に障害があるという点は共通していますが、複数の種類の発達障害を同時に持つ人も珍しいことではなく、個人差が非常に大きいのもまた特徴です。

てんかん

てんかんとは、脳の神経細胞が一時的に過剰な電気活動を起こすことで【てんかん発作】を繰り返す精神障害です。

脳のどの部分がきっかけかによって発作の症状は異なり、例えば突然意識を失って泡を吹いて倒れる、といった重大なものから体は痙攣しているが意識は保たれている状態などさまざまです。発作そのものは数十秒から数分でおさまります。

検査で異常が見つからない原因不明なものと、脳に何らかの障害が起きていたり、外傷や脳梗塞などで脳の一部が傷ついたりすることで起こるものがあります。

日本では100人に0.5人から1人が持っている症状になります。

その他

薬物やアルコールなどによる急性中毒や依存症、高次機能障害、強迫性障害なども精神障害に該当されます。

精神鍾愛のある方への接し方

精神障害は見た目ではわかりにくいことが多いため、周囲も症状をうまく理解することが難しいと言えます。また、精神障害は【こころの病】と呼ばれるため困惑を招き、「腫物に触るような」待遇を受けてしまうこともあります。本人は周囲からどのような目で見られているのか、浮いてはいないか、などを気にしてしまします。

精神障害は、脳の機能という実際には身体の一部の異常です。そのように捉えて偏見を排除し、遠慮しすぎず接することができるといいでしょう。

精神障害者保健福祉手帳について

精神障害によって、長期にわたって日常生活や社会生活が制限される場合、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の申請を行うことができます。

厚生労働省によると2017年度の精神障害福祉手帳の所持は約99万人となっております。

精神障害者福祉手帳の級別概要

精神障害福祉手帳は精神障害の症状などに応じて3つの等級に分かれています。等級に受けられる障害年金の額や福祉サービスが異なります。

ちなみに、障害者手帳と同等の基準で精神障害福祉手帳の級も区分されています。

『1級』

精神障害が原因で日常生活で必要な行為が不能ならしめる程度(支援がなければ自分の用がほぼできない)

『2級』

精神障害が原因で日常生活で大きな制限を受けるまたは大きな制限を加えることを必要とする程度(日常生活の用に必ずしも支援が必要ではないが日常生活が困難な程度)

『3級』

精神障害が原因で、日常生活や社会生活に支障をきたすまたは日常生活や社会生活に制限を加えることを必要とする程度

精神障害者福祉手帳の所持者内訳

障害者福祉手帳の所持者数は2級が最も多い状況です。なお精神障害福祉手帳の所持数は年々増加しており、特に2級と3級の所持者が大きく増加しています。

精神障害福祉手帳の年齢別割合は、65歳以上が62%と65歳以上よりも圧倒的に多く、働き盛りの世代に多くみられる障害でもあります。

精神障害者福祉手帳を申請するメリット

精神障害者福祉手帳を申請したのち、医師の診断書などに基づき審査が行われます。等級(1~3級)が決定すれば精神障害者保健福祉手帳が交付されます。手帳所持で得られるメリットは下記になります。

・所得税、住民税、自動車税などの控除

・NHK受信料の減免

・社会福祉資金の貸付

さらに大きなメリットとしては、障害者雇用での就職・転職活動ができるということもあります。

雇用・就労状況

障害者雇用促進法により、民間企業などには一定の割合で障害者を雇用することが義務付けられています。

厚生労働省の統計では、民間企業での障害者雇用の状況は下記のようになっています。(2023年統計)

障害者雇用総数 身体障害者 知的障害者 精神障害者
約64.2万人 約36.1万人 約15.1万人 約13.2万人

2018年4月に障害者雇用促進法が改正され、これまで身体障害者と知的障害者のみが対象であった雇用義務の対象に精神障害者が加わりました。制度設計そのものも短時間勤務での精神障害者雇用を意識した制度設計に変わっています。そのため、精神障害の方は障害者雇用枠を利用して就職活動ができるようになり、より仕事が得られやすくなりました。

就職や仕事探しの実態や方法

【統合失調症】

・寛解(症状が軽減または消失している状態)に至るまでに長期間を必要とし、社会的生活を問題なく営める人は半数程度と言われています。

・就労移行支援事業所を利用した障害者枠での就労、またはハローワーク、就労継続支援事業所などを利用した福祉的就労といった支援が必要

【うつ病】

・完治すれば一般枠での就労が可能

・長期化、重症化している場合は、一定数回復したのち、ハローワークや就労移行支援事業所などを通じ就労

・一定程度の回復ののち、職場に知らせず一般枠での就労も可能

【双極性障害】

・再発率が高く、長期(ほぼ生涯)にわたる治療が必要

・症状が安定し、コントロールできれば職場に病気を知らせず一般枠での就労も可能

・ハローワークや就労移行支援事業所などを利用した就労

【てんかん】

・日中の発作が続くうちは就労がかなり制限される

・発作の程度が少ない、あるいは生活や仕事上でそれほど障害にならなければ、職場に障害を知らせず就職できることもある

・ハローワークや就労移行支援事業所を通じた就労

・高所作業など発作時に危険な職業は不適切

いずれの障害も、通院や服薬といった治療の継続と生活の自己管理が前提になります。

クローズ就労で仕事を探すこと

精神障害など外見では判断できない症状の場合、オープン就労とクローズ就労の2種類で就職をしている方たちがいます。

オープン就労とは、精神障害という症状を企業に伝え、就職活動を行う方法です。

一方、クローズ就労とは就職活動の際に精神障害ということを隠して行うことです。

それぞれにメリットおよびデメリットが存在しているので、精神障害の方は見極めたうえで就職活動を行うことをおすすめします。

ネオワークスでは、本人に寄り添い一緒に考えながら就職ができるように支援いたします。

オープン就労のメリット・デメリット

オープン就労の場合は、書類や面接などで自分の精神障害のことを企業が理解してくれた上で雇用してくれるため、職場からの配慮やサポートが受けられやすく、長く仕事を続けられるメリットになります。

精神障害の場合は、定期的な通院が必要なことはもちろん、体調が急変することもあります。治療状況や症状に合わせて勤務形態や仕事内容を調整してもらえることが多いです。

また、オープン就労の場合は後から詳しくご紹介しますが、就労移行支援事業所などの就職サポートを受けることができるため、より自分に適した職種や勤務形態の仕事への就職につながります。

ただし、障害者雇用枠に精神障害が加わて以降、まだまだ一般の就職に比べると課題も多く、求人数も限られてしまうのが精神障害をオープンにして就活するデメリットと言えるかもしれません。

クローズ就労のメリット・デメリット

クローズ就労は、自分が精神障害であることを隠して就職活動を行うので、障害者雇用枠を使わず一般と就職と同じ求人募集に応募して面接等をうけることになります。

したがって、求人量は豊富で正社員登用や高い年収の仕事を探すことも可能です。

ただし、採用されても職場はあなたの精神障害の有無を知らないため、勤務体系や仕事内容で配慮を受けることはなく、症状が出て体調が悪くなっても、通院が必要な場合でも理解を得られることは難しいかもしれません。

また、「いつか精神障害がばれるかもしれない…」と気にして働いていくことになるため、これもストレスとなり症状悪化につながる可能性もあります。

以上のことから、クローズ就労で就職活動に成功したとしても思うように仕事ができない、または結果が残せないなどの要因で精神障害の症状が再発・悪化してしまい結果的に仕事が続けられなくなってしまう方もいらっしゃいます。

このように精神障害の方は、見た目では症状がわからないことも多いのでクローズ就労も可能ですが、デメリットや課題も多い点に留意し考えていましょう。

大手企業や正社員で働きたいと思って就職しても続かないと意味がありません。精神障害の症状が悪化すればまた働くことが困難になってしまうことも考えられます。

オープン就労もパートや派遣ばかりではなく、正社員として就職することも可能です。まずはどんな仕事に就きたいのか、どのようなことから始めたらいいのか、などを検討し、就労移行支援など障害者雇用のプロに相談することもおすすめです‼

精神障害の方が利用できる就労移行支援など

精神障害を抱えながら就職活動を目指す場合には、福祉系の就労サービスを利用することが可能です。

就職に向けてはいくつかのステップがあります。精神障害の方が利用できる主な就労サービスをご紹介いたします。

福祉的就労

具体的な就職を考える前に、体力の向上や生活リズムの改善を図るための就労サービスになります。

①就労継続支援事業所A型

民間企業と雇用契約を結ぶのと同じように、事業所と労働基準法の下での雇用契約を結びます。必要な支援を受けながら、事業所内の施設で働き、最低賃金が保証されます。

利用を続けるうちに準備が整えば、一般就労に向けた情報提供などの支援も受けることが可能です。

②就労継続支援事業所B型

体力面などで事業所との雇用契約を結ぶことが難しい場合に、自分のペースで軽作業などの仕事ができる事業所です。ただし、最低賃金の保証はなく作業量に応じて工賃という形で報酬が支払われます。

作業量が多く工賃の比較的高い作業所からゆった利した環境の事業所など様々です。

利用を続けていくうちに準備が整えば、こちらの一般就労に向けた情報提供などの支援を受けることが可能です。

一般就労への準備期間

就労移行支援事業所やハローワークを通じて就職に向けて具体的な職業訓練を実施することができます。

①就労移行支援事業所

就労移行支援は、一般就労等への移行に向け、精神障害の症状や個人の適正から目標設定し、仕事の継続に必要なスキルや資格を取得するための訓練や民間企業での職場実習などをすることが可能な事業所です。利用期間は2年と決まっているので、この間に病状のコントロールなどについても学んでいきます。

また就職した後も職場に定着するまで6カ月間は相談などの支援も受けられます。就労移行支援事業所精神障害者福祉手帳の所持がなくても医師の診断書等があれば利用することが可能になります。

②ハローワークを通じた職業訓練

ハローワークを通じた職業訓練には2種類あります。

ひとつは職業能力開発施設で行う職業訓練です。事例として東京障害者職業能力開発校では就職支援から、調理・清掃やモノづくりまで多岐にわたっており関連資格取得を目指しています。(2024年3月現在福島県には開発校はなし)

ただし応募資格として精神障害者福祉手帳が必要となります。

もうひとつは、民間企業あるいは社会福祉法人などの委託先で職業訓練を受けるもの(障害者委託職業訓練)です。製造やパソコンでの事務、介護などの様々なコースがあります。利用期間は原則3カ月です。

eラーニングを設けているところもあり、自宅で訓練を受けることも可能です。利用するには、精神障害福祉手帳または医師の診断書が必要となります。

一般就労への移行期

いきなり企業へ就職するのではなく、どんな仕事かを職場で体験、試すまたは周囲の環境に慣れるため実際に企業で短期間働いてみることが可能です。

①トライアル雇用

民間企業での3カ月の試行雇用になります。企業から給料が支払われ、期間終了後、双方の合意があれば正式な雇用契約を結び、就職することになります。

②ジョブコーチ支援

雇用前の就労移行期間から採用時、その後の一定期間、職場にジョブコーチが派遣され、職場に障害について説明をしたり困ったことや不安なことについてその場で相談を受けてくれたりする制度です。

上記の就労サービスについては自治体の担当窓口やハローワークの専門窓口で相談できます。ほかには障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターなど就職に関する相談窓口があります。

ここまで、精神障害の特徴や就労の種類、就職方法などについてご紹介させていただきました。

精神障害に限らず、就職に関して本人は焦りや不安が多くあるかと思います。精神障害の場合、そのような不安やストレスで悪化につながることもあるため、周囲はゆったりした気持ちで見守ることができたらいいですね。

また、個人で就職活動を行うことは思うように進まないことも多いでしょう。精神障害をお持ちの方が利用している就労移行支援事業所を探してご利用することをお勧めいたします!(^^)!

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は

2024年4月1日開所予定です。

一人ひとりに寄り添い、みなさんが目指す就労に向けて支援いたします。

相談・見学・体験いつでもOK!

お気軽にお問合せください✨

【福島県郡山市】相談・見学・体験随時受付中です☆【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは!

3月になりましたね!(^^)!

今日は雪がちらほら降っていて寒い郡山ですが、みなさんがお住まいの地域はいかがでしょうか。

 

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は

2024年4月1日開所予定になります☆

現在、ネオワークス郡山では、相談・見学・体験を

希望される方を大募集しています‼

ネオワークスってどんなところかな?何を支援してくれるのかな?

どんな職員がいるのかな?などなど疑問に思われる方もいらっしゃると思います!

そんな方はぜひまずは見学からお越しください!

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【福島県郡山市】適応障害とは…【就労移行】【ネオワークス郡山

皆さん、こんにちは!

今日で2月が終わりますね(゜.゜)

今年がもう2か月も進んだなんて信じられません…

今回は皆さんと一緒に適応障害について学習していきたいと思います‼

適応障害とは・・・

ストレスが原因と言われている精神障害は複数あります。【適応障害】もその中の1つになります!

適応障害の定義はICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によると、【ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状であり、社会的機能】が著しく障害されている状態という定義があります。

適応障害は環境や状態に「適応できないこと」にあり、うつ病や不安症といった特定の診断基準を満たしておらず、他の病気が悪化したものでもない「状態」につけられる病名とされています。

近年では、特に若い年齢層で多く発症していることもあり、学校や企業でも対応が求められ社会的にも注目され始めています。

適応障害の症状は・・・

適応障害は症状が引き起こされるストレス因がはっきりしていることが特徴になります。

診断基準では、ストレス因から3ヶ月以内に発症すると言われており、著しい苦痛や身体・精神的の機能の障害が発生します。

適応障害はストレスが取り除かれると速やかに軽快し、症状が治まるまで時間がかからないとされているため、障害者手帳を取得しても理解されにくいという背景があります。

適応障害が及ぼす影響

適応障害では情緒面の症状が多くみられ、漠然とした不安感、抑うつ気分、怒り、焦り、緊張、集中力、思考力、判断力の低下などが現れます。

抑うつ症状に関しては、精神面が不安定になることで感情のコントロールができず泣き叫ぶといったことも見られますが、家事など身の回りの生活は維持できることもあり、うつ病ほどではないといわれていることもあります。

本人は「早く慣れなければ」「できるようにならなくては」と焦る気持ちはあるものの、不安や抑うつ気分が強くあり、自分を情けなく感じて落ち込んでしまったり、後悔したりすることが見られます。

【行動面 】

自殺行為、無断欠席、欠勤、飲酒が増える、口論、危険運転、万引き、物を壊す、暴飲暴食、喧嘩、公共物への落書きや規則違反など攻撃的・衝動的、反社会的な行動が伴い、子供の場合は赤ちゃん返りが見受けられる場合もあります。

【体調面】

適応障害の代表的な症状として「不安症状」が体に現れます。

動悸や発汗、めまい、涙もろくなるなどの変化が見られ、胃腸の不調、倦怠感、不眠、声が出ない、話せない、耳鳴り、偏頭痛、足のしびれ、歩けない等、個人により異なりますが多岐に渡ります。

適応障害はストレス因から離れると症状が改善することが分かっていますが、ストレス因から離れられない状況下にある際は、症状が慢性化し、持続的な抑うつ気分、興味関心の喪失や食欲低下、不眠などの症状が現れることがあります。

発症するタイミング

適応障害の発症時期は、ライフイベントなどにある生活環境の変化やストレス因となる出来事が生じて1か月以内であるとされています。

就職や引っ越し、進学、結婚、転職などに多く、会社や学校、家庭といった社会生活に支障が出てきます。

環境の変化に順応することに時間がかかったりうまくいかなくても日常生活はなんとか続けられる人は多くいますが、環境の変化に対して苦痛を感じ、日常生活が難しい状態になると障害の領域になってしまいます。

治療法や対処法

休職と対処法

適応障害はストレスの対象となるものをなくす・離れることで改善されますが、一番深刻なことは「そうしたいけどできない」という環境を変えることができないということが多いと思います。

適応障害は適応できない環境のまま我慢し続けると、うつが長引いたり別の精神障害につながってしまうことがあるため、一時的でも健康な心身を取り戻すために医師から休職を指示される場合もあります。

しかし、休職だけでは根本的な解決になりません…

休職して体調が戻った際には、ストレス因となる適応できないことへの対処法を考えなければなりません。これは1人で行うべきではなく、主治医からのアドバイス・指導を参考にしながら行っていく必要があります。

適応できない環境にあるとき、2つの対処法が挙げられます。

①自分に対する環境を合わせる

仕事内容・役割・異動などでサポートを受ける、退職・転職・転校などストレス因となる環境を変える。

②環境に対して自分が合わせる

その環境に対して適応力を高める訓練や考え方等を工夫する。

理想的なやり方では①の方が合理的と言われています。②に関してはどのように行っていくかそれぞれの状態や性格にもよります。専門医の相談が欠かせません。

薬物療法

適応障害の治療法の1つとして、薬物療法が有効とされています。使用される薬は抗不安薬・抗うつ薬・睡眠薬など体に出る症状に合わせて処方されるのが一般的です。

しかし、薬物療法はあくまでも原因を断つものでなく、症状を緩和させるためのものなので、薬を飲むことで改善する病気ではありません。

発達障害との関係性

発達障害は知的な遅れが現れないケースもあります。大人になって社会に出るまで障害があることに気が付かない場合があります。

周りからは「落ち着きがない」「空気が読めない」「人の話を聞かない」「漢字が読めない」などの指摘を受け、日常で暮らしていく中で共同作業や人間関係で悩み、仕事が続けられないといった壁に直面します。

周りに理解してくれる人や相談できる人がいない場合はさらに大きなストレスとなり、自信を失い落ち込んだ気分になります。

これが深刻になると、精神的な余裕を失い、二次障害として適応障害を引き起こすこともあります。

適応障害のみの診断を受けている人の中には、感情のコントロールが難しく、強いこだわり、落ち着きのなさから同じ質問を繰り返す人もいます。

このように適応障害が社会適応力の低さから発達障害がベースだと考えられる一面もあります。

何かしらの生きづらさを抱えている場合、できないことや環境の辛さに焦点が絞られてしまいがちですが、本来はもっとベースの部分での気付きが必要となってきます。

物事に適応していく力は「なぜそう感じるのか」や自分の性格、自分と他人との考え方など、自分自身に目を向けて自己理解していくことが重要なのです。

適応障害の方の中には、就職や社会復帰を希望している人も多いのではないでしょうか。

しかし、適応障害が原因で仕事を辞めたことがトラウマとなって、なかなか再就職へ進めないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが就労移行支援です!

就労移行支援では、障害などがある方が事業所に通いながら一般企業への就職を目指して、必要なスキルやマナーを身に着けるためのサポートを受けられます。

就労移行支援事業所の対象者

就労移行支援事業所が利用できるのは下記の条件に該当する方となりますが、適応障害は精神障害に該当するため利用可能となります。

・身体障害者、知的障害者、発達障害者、精神障害者、難病の方

・18歳から65歳未満までの方

・一般企業への就職を希望する方

就労移行支援事業所の利用料金

就労移行支援事業所を利用する場合、前年度の世帯所得によって月額最大37,200円の負担が生じますが、世帯所得は本人と配偶者を合計した金額になるので多くの方は無料で利用しています。

適応障害の方で就労移行支援事業所を利用したいけど、自分は料金負担があるのか知りたい場合は、希望する就労移行支援事業所や行政に相談してみてください。

就労移行支援事業所の利用期間

就労移行支援事業所の利用期間は原則2年となっています。延長申請も可能ですが、その場合は自治体の判断に委ねられます。

適応障害の方はうまく症状をコントロールできれば、一般企業への就職も実現できますので、まずは2年間訓練を行いましょう。

就労移行支援事業所の利用者の中には半年程度で一般企業に就職する方もいます。

就労移行支援事業所のサポート内容

適応障害の方でも就職できるように様々なサポートをしています。

当事業所 ネオワークス郡山では、

希望する職種に応じた訓練や自己理解をはじめ、体力向上のためのウォーキングや経験職員による長く働くために必要なことやノウハウを伝授いたします。また、就職活動に関する手厚いサポートや就職後の定着サポートまで1人ひとりにあった支援をしていきます。

 

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は

2024年4月1日開所予定です!(^^)!

相談・見学・体験随時受付中です☆

お気軽にお問合せください✨

【福島県郡山市】発達障害の方はストレスがたまりやすい⁉【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは!

生活支援員 國分です。

皆さんは、ストレスたまっていますか?

日々を過ごしている中で、様々なストレスがかかることがありますよね…

ストレスがたまると心身ともに辛くなってしまいます…

今回はそんなストレスを撃退する方法を少しご紹介させていただきたいと思います☆

そもそもストレスとは…

ストレスとは、様々なストレス要因による刺激を認知して、それに対してストレス反応が出ている状態のことになります!

少しわかりにくい表現になってしまいました…つまりストレスの要因が発生すると、それに対応しようとする身体が緊張状態になり、いろいろな反応として現れます。これがいわゆる「ストレス」の状態です。

ストレスの要因もさまざまあります。

例えば、仕事・人間関係・光・音・匂い・薬品・ウイルス・仕事・人間関係などが分かりやすいですね。でも実は、それ以外にもいろいろなことが要因になっている可能性があります。

発達障害の方に関して言うと、他者視点に立ちづらい・明文化されていない暗黙のルールを理解することが難しい、環境の変化に影響を受けやすい、感覚への過敏・鈍麻などが障害特性によりストレスを感じやすいと言われています。

ストレス反応としては、めまい・倦怠感などの身体反応、不安・気力低下などの心理的反応、人間関係のトラブルなど、様々な面で反応が現れます。これが続くと、身体に対し悪影響が出て最悪の場合精神疾患にもつながってきます。

誰しも必要なことではありますが、特に発達障害の方は二次障害を防止するためにも、ストレス発散は重要になってきます☆

ストレスが溜まりすぎて「もう嫌だ!だめだ!」となる前にストレス撃退しましょう!(^^)!

ストレス撃退って具体的に何をする…?

ストレスがかかったとき、皆さんはどのように発散しますか?誰しもいくつかは、ストレス発散方法をもっているのではないでしょうか。

ストレスの要因を完全になくすことはできません。しかし、ストレス要因に遭遇し、感じたときに撃退する方法を持っておくことが大事になります!

例えば・・・

・おいしいものを食べる!

・甘いものを食べる!

・好きな音楽を聴く!

・深呼吸をする

・旅行(お出掛け)をする

・本や漫画を読む

・好きなテレビやYouTubeを見る

・誰かに話す、相談する

など、さまざまな方法がありますね。

ここでストレスを発散方法を考えるときにぜひ押さえてほしいポイントがあります✨

1.どのくらいの時間が必要なのか

2.どのような状況でなら使えるのか

3.方法をたくさん持っているか

になります。1つずつ解説していきたいと思います。

1.どのくらいの時間が必要なのか

自分が持っているストレス発散方法が、どのくらいの所要時間なのか考えてみましょう。

例えば、旅行に行く・カラオケに行く・おいしいものを食べに行くという解決方法を持っている方は、ストレスを感じたとき、すぐに行くことがでぃるでしょうか。旅行だとせめて1-2日は時間が必要になるのではないでしょうか。カラオケや飲食店も30分から1時間はせめて時間が欲しいと思います。意外と時間はとりにくいもので、ストレスが溜まったからでかけよう!とは毎回なれないのではないでしょうか。その時間が取れなければストレスが溜まっていく一方になってしまいます。

もちろん、旅行やお出掛けが方法の1つになることはいいですが、時間が取れない時や仕事の合間の休憩でできるようなストレス発散方法を見つけておくといいですね☆30秒から1分でできる「深呼吸」や5分あればできる「コーヒーブレイク」など、探すと意外に見つかることがあります。

2.どのような状況でなら使えるか

どんな場面で使えるかというのも重要なポイントです!

先ほどの例にでてきた旅行やお出掛けはもちろんリフレッシュにはなりますが、仕事中や休憩時間ではこの方法は使えませんね。お休みの日はこの方法!これなら仕事中にもできる!と場面で使い分けれるように方法をいくつも持っていると良いと思います!(^^)!

3.方法をたくさん持っているか

1.2でも紹介してきた通り、1つまたは少ない方法の中では、状況によって方法を使い分けることが難しくなってきます。また、ストレスの要因や程度によっても限られた方法の中では解消できないストレスもあるでしょう。今日はこの方法ではうまくいかないかな…?というときに使えるような選択肢を持っておくと上手にストレス解消ができるのではないでしょうか☆

ネオワークス郡山では、自分自身にとってのストレス要因は何か、ストレスによっておこる反応はどんなものかなどを一緒に分析しながら、自分にあったストレス解消法を探していくことができます!

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は

2024年4月1日開所予定になります

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【福島県郡山市】就労移行支援事業所ネオワークス郡山 3月9日イベント開催いたします!(^^)!

みなさま、こんにちは。

生活支援員 國分です。

この度、2024年4月1日開所に先立ちまして、3月9日にイベントの開催が決定いたしました!

2024年3月9日(土)

カリキュラム体験and福祉ネイリストによるネイル体験

を開催いたします!(^^)!

カリキュラム体験では、当事業所の職業指導員による【疲労回復インストラクターによるストレッチ講座】をご体験いただけます。

日々の肩こりや仕事などでかたまったからだを一緒にほぐしませんか?

こちらは先着順(無料)でご体験いただくことができます☆

ただし、人数制限のためご案内できない場合もございます。予めご了承ください。

福祉ネイリストによるネイル体験では、無料でカラーリング(アート1本付)やアロマハンドマッサージなどを体験することが可能です。

こちらは事前予約制になります。

ご予約はお電話(024-973-8712)またはチラシ内のQRコード、InstagramのDMから受付しております。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください!!

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

チラシはこちらからご確認ください✨

 

【福島県郡山市】二次障害にならないためには…【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さん、こんにちは!

支援員 國分です。

今回は、前回の続き【二次障害】について皆さんと一緒に学んでいきたいと思います☆

二次障害を防ぐには…

前回のブログで、二次障害とはなにか。発達障害の特性をもっていると二次障害になりやすい理由。を学びました。

一度、二次障害に陥ってしまうと、自分の力で回復することはなかなか難しくなり、医療の力を借りる必要があります。時間もお金もかかってしまうので、できれば二次障害にならないように気を付けたいですね。

では、どうしたら二次障害を防ぐことができるのでしょうか。

簡単にまとめると

・自分のことをよく知ること

・自分の苦手なことに対してセルフケアをすること

・周囲に自分のことを適切に伝えること

この3つにまとめられます!

言葉にすると簡単に思えますが、これがなかなか難しいですよね。

事前とできる人はなかなかいらっしゃいません。それは障害の有無に関わらず言えることだと思います。

ただ、発達障害の特性をお持ちの方はなおさらこれらを自然に行うのは難しさを抱える可能性があります。なぜなら、客観的に自分を捉えることが難しかったり、特性が分かっていても適切なセルフケアの方法を選び出すのが難しかったり。他者とのコミュニケーションに難しさがあったりと、特性が上記をおこなう弊害になる可能性があるからです。

客観的に自分を捉えることが難しい方は…

・なぜこれはうまくいったのか

・なぜこれはうまくいかなかったのか

・そもそもこれはできているのか、できていないのか

など、自分の特性や強み、弱みを把握することや自己理解を進めることがなかなかうまくできません。それでは適切なセルフケアもできませんし、自分のことを周囲に伝えることも難しいですよね。

また、例えば拘りの強い方やシングルレイヤーの特性がある方、衝動性の強い方は自分の特性を理解できていても

・拘りが強く、新しいことを始めることや自分の方法を変えることが難しい

・様々な情報(自分の特性、周囲の状況、自分の状況など)を加味して行動することが難しい

・わかっていても衝動的に行動をおこしてしまう

などの適切なセルフケアを選んで行動におこすことが難しい場合もあります。

さらに適切なセルフケアを行おうとしても、他者に自分のことを説明したり、配慮を伝えたりすることがうまくできずに、相手に誤解されてしまったり、適切な配慮を受けることができないこともあります。

さまざまな部分で特性が弊害になることも発達障害の特性を持つ人が二次障害につながりやすい1つでしょう。

そのためより意識的に

・自分のことをよく知ること

・自分の苦手なことに対してセルフケアをすること

・周囲に自分のことを適切に伝えること

をできるようになれるといいですよね☆

具体的にはなにをすればいいのでしょうか…

まず1番大事なことは自分を知ることではないでしょうか。

まずはそこからはじめましょう!今までの経験を振り返ったり、家族や友人など周囲の人たちに自分のことを聞いてみるなど、自分自身の目線ももちろん大事ですが、他者からの視点も取りいれられると客観的に自分自身のことを知ることができます。

自分の年表をつくったり性格診断などのデータを参考にすることもいいと思います!

自分の特性や強み、弱みを知ったうえで次に行うのは、適切なセルフケアを考えて実践することです。

特性をなくすことはとても難しいことなので、特性があっても困らないように何かしらの工夫をしましょう。特性によって、また人によって、状況によって、うまくいく対応は違うと思います。いろいろ試していくうえで「これがうまくいく!」と結果が出たものを取りいれていきましょう。行動を変えることに難しさを感じる方は、まずできることから少しずつ始めてみましょう。1回でうまくいかないことも多いので、いろいろな方法を試してみてください!

さらに障害者雇用で働く上でも大切になるのが、周囲に適切な配慮を求めることです。

・自分はこういうことが苦手だけど、こうしてくれればできます!

・これは得意!これならできます!

このように自分のことを相手に伝え、理解してもらい必要な部分は配慮してもらうことが重要です。コミュニケーションが苦手な方は整理して何を伝えるかまとめてから話しましょう。

なかなか難しいかもしれませんが、まずはやってみることから始めましょう!

また、苦しんでいるのに自分だけで解決する必要はありません。

どうすればいいかわからない。助けてほしいと思った時は誰かに頼ってください。周囲の人でも医療の力でも福祉の職員でも構いません。二次障害になってしまうことはあなたのせいではありません。一人で抱え込まず、相談してくださいね☺

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山では、利用者の方一人ひとりに寄り添い【自分らしく働く】を目標にみなさまを全力でサポートいたします。

カリキュラムの中で、自分自身を理解し、整理しながら自己理解を進めていきます。また、特性上苦手になりやすい問題解決力やコミュニケーションスキル、考え方の転換等、カリキュラムの中で知識を得ながら身につけていくことも可能です。

二次障害を防ぐためには、自分の特性を理解し、適切な対処ができること、必要な配慮を依頼することが重要です。そのためには必要なスキルを身につけ一般就労を目指していきましょう!(^^)!

ただいま2024年4月1日開所にむけ準備中です。

見学・体験・相談随時受付中です!

お気軽にお問合せください✨

【福島県郡山市】発達障害の人は二次障害に要注意…【就労移行】【ネオワークス郡山】

こんにちは!

生活支援員 國分です。

みなさんは二次障害という言葉は知っていますか?

今回は発達障害の人が陥りやすい二次障害について皆さんと一緒に学んでいきたいと思います!

自分の悩みはもしかしたらこれかも…?

発達障害の特性を持っている家族がいる方の参考になればと思います!

二次障害とは・・・

二次障害とは、何等かの一次障害(発達障害・身体障害・その他の障壁)をもっている方が一次障害が原因で自己肯定感が下がる・強いストレスに晒され続ける状態になり、うつ病・不安障害等の精神障害など、新たな困り事が起こってしまう状態です。

発達障害が原因で二次障害を発症するケースは多く、うつ病やその他精神障害で心療内科や精神科を受診して、実は発達障害だったというケースも多々あります。

二次障害として発症する可能性のある精神疾患は多岐にわたります。

例えば…

うつ病・双極性障害・統合失調症・社交性不安障害・強迫性障害・愛着障害・醜形恐怖症・依存症(アルコール・薬物・依存症など)

また、発生する可能性のある困り事も多くあります。

例えば…

ひきこもり・暴力・非行

一次障害を原因としてさまざまな新たな障害に発展してしまうことがあります。二次障害に発展してしまうと、働くことはもちろんですが日常生活にも影響が出てしまいます。その前にできれば対処できるといいですね。

発達障害が二次障害に発展しやすい原因とは…

なぜ、発達障害の特性を持っていると二次障害に発展してしまうことが多いのでしょうか。

原因の説明の前に少し発達障害について理解してみましょう!

発達障害は、自閉症スペクトラム障害(ASD)・注意欠如、多動性障害(ADHD)・限局性学習障害(SLD)の3種類あります。3種類をいっても、複数の障害特性を複合して持っていたり、知的障害と併発していることも多いです。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の特性

・相手の気持ちや場の雰囲気を読み取ることが苦手

・自分の行動の不適切さを気付いて修正するのが苦手

・表情などの非言語情報を介したやり取りや抽象的な表現の読み取りの苦手

・人との適度な距離感を取ることの難しさ

・興味が限定的

などが挙げられます。

注意欠陥、多動性障害(ADHD)の特性

・不注意傾向が強い

・衝動的に行動してしまう

などが挙げられます。

限局性学習障害(SLD)の特性

・文字や文章を読むことの難しさ

・文字を書いたり、文章を作成したりすることの難しさ

・算数問題を解くことの難しさ

などが挙げられます。

それが知的水準で期待される能力とマッチしない、またはどこかの部分だけに限定してむずかしさがある場合SLDと診断されます。

上記に挙げた特性は一部です。持っている特性に個人差が大きいことも発達障害の特徴になります。

また、発達障害は脳の機能障害のため生まれつきの障害であり途中から特性が発現することはありません。自分の努力次第で改善されるものでもありません。それも1つの特徴になります。

発達障害は「社会性の障害」とも言われており、周囲との関係性や環境と自分の特性がマッチしない時に困り事が生じ”障害”となるのです。

ではなぜ、発達障害の特性を持っていると二次障害に発展してしまうことが多いのでしょうか。

知的の遅れがない場合は特にですが、発達障害は見た目では特性や困難さを持っているとは理解されにくく、障害特性が原因となった行動や失敗に対して周囲から誤解されてしまうことがあります。

例えば、甘えや努力不足、しつけの方法や教育不足などと思われ、叱責を受ける・否定的な態度を取られるなどの対応を周囲から受けてしまうことがあります。また、自分でも特性を持っている事に気付かずに、うまくいかないのは自分の努力不足だと自分を責めてしまったり、自身の不適切な行動に気付かず知らず知らずのうちに周囲との摩擦が生まれてしまうということもあります。

このような状態が続き、自己肯定感が低下していく・強いストレスに対処できなくなると、二次障害に発展してしまうことがあります。

仕事でミスが続き怒られることが多く、自分でもなぜミスしてしまうのか原因がわからない… 自分は周囲とうまくコミュニケーションを取っているつもりだったのに、知らないうちに周囲から距離を置かれてしまったことが何度もある…

上記のような状況になれば、誰しもストレスがたまりますよね。元々持っている特性が強く出ることも多くあります。そうすると「うまくいってたこともうまくいかない」など悪循環に陥ってしまうこともあります。

発達障害の特性上、問題を解決する力が低かったり、自分の状態を把握することが苦手だったり、ストレス対処がうまくいかなかったりすると、なおさらストレスによって疲弊していき、二次障害に繋がってしまうリスクが高まります。

二次障害は特性と周囲の環境がマッチしないことで、知らず知らずに進行し、悪化してから問題として顕在化することがあります。それは本人だけの問題ではなく、周囲の理解がない・配慮を得られない・自分の得意なこととマッチしていない業務が多いなど、周囲の影響も大きいです。

自分が悪い・環境が悪いとどちらかの責任にするのではなく、自己理解を進め、周囲に理解を求めていくことで悪循環を解消していくことができる可能性が高まります。

では、どうしたらこの状況を打破できるのでしょうか…

次回具体的な策を考えていきたいと思います。

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山

☆2024年4月1日開所予定☆

開所に向け、ただいま準備中です!

【福島県郡山市】ASD特性による困り事…【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さん、こんにちは!

前回【ASD】の特性について、学習しました。

今回はその特性があるとどんなことが困り事が出やすいのか考えていこうと思います☆

【社会的コミュニケーションが苦手】

文字通り言葉を受け取ってしまう、裏の意味が分かりづらいことで他者とのコミュニケーションの苦手につながることがあります。

・冗談や嫌味が通じない

・相手を傷つけたり怒らせたりするようなストレートな発言をしてしまう

・他者との距離感、暗黙のルールがわからない

・会話のやりとりやタイミングがズレる

【対人相互反応が苦手】

場の空気や相手の気持ちがわからないことで、社会的コミュニケーションの苦手さが加速したり、空気の読めない人と思われる可能性が高まります。結果、自分では知らないうちに相手に悪い印象を与えていたり、相手を怒らせたりすることがあります。

・言葉が冷たいと言われる

・他者からの自分の見え方に無頓着

・集団行動からズレやすい

【強いこだわり、曖昧さの苦手】

予め決まっていたことの変更や少しでもルールを破ることに対して、強く反応してしまうことがあります。考え方のくせとして、思い込みに囚われやすく、ネガティブな出来事や考えを引きずり、不安感が強くなる、自分の考えに固執してしまうことで、他者とぶつかってしまう…という困り事が起こりやすいです。

・決まっていたルールから外れることに対して強く反応する(自他への怒りに繋がったり、もやもやした気持ちになるなど)

・予定の急な変更でパニックになる(急に会議の時間が変更になったり、業務指示が増えたりすると混乱する)

・一度思い込んだらその考えから抜け出せない

【限定された共感関心】

シングルフォーカス・ハイコントラストの影響で「興味関心の幅が非常に狭く、限定されやすい」こともあります。結果として、興味関心がないことには取り込みづらい、逆に関心があることには過剰な反応をしてしまう、といったことも考えられます。

・選択の幅が非常に狭くなる

・ある分野の知識は豊富だが、一般常識やトレンドなど関心がないことは知らないといったズレが発生しやすい

・結果、他人には興味のないことを延々と話してしまう(対人相互反応が苦手なので相手がつまらなそうにしていても気づきにくいことも影響している)

【感覚過敏・感覚鈍麻】

視覚や聴覚の過敏による、光がまぶしく感じられすぎることで視覚情報に制限がかかる、人の話し声や機械音が必要以上に気になってしまい、集中できない、休めない。

感覚鈍麻により、自分の疲労感・ストレス度合いがわかりづらい。気付かないうちに頑張りすぎて、倒れてしまう。

これらの特性や苦手さは個人によって異なるため、全てのASDがある方がこれに当てはまるわけではありません。すべて当てはまらない方もいらっしゃるかもしれません。

あくまで上記は一例です。個人で「苦手としやすいこと」が異なるため、発達障害は他者からわかりにくく、理解されにくい障害といえます。

だからこそ、自分自身はどのような困り事・苦手なことがあって、どんな配慮がほしいのか、課題に対して自分はどんな対策をしていけばいいのか、どんなサポートがあれば働きやすくなるのか。を自分自身で理解し、一緒に働く人に伝えていく努力が必要となります。

とはいえ、自分のズレや特性を自分で理解して、整理し、伝えることは非常に難しいです。

もしかしたら、自分ではできないと思っていることが他者から見たら出来ていたり、「できている!」と思っている事が他者からみたら出来ていなかったりするかもしれません。

【自己理解 】と言いながらも、自分のことを本当の意味で理解するためには【他者視点】や【フィードバック】が必要となってきます。

そんな【自己理解】や【他者からの視点】や【苦手を改善】するためにネオワークス郡山を利用してみませんか?

☆ネオワークス郡山は2024年4月1日に開所予定です☆

相談・見学・体験随時受付中です。

お気軽にお問合せください(^^♪

【福島県郡山市】ASDについて…どんな特性?【就労移行支援】【ネオワークス郡山】

皆さんこんにちは。

2月に入りましたね(^^♪

あと2か月で開所となります!みなさんを迎える準備を着々と進めております☆

今回は、ASDについて一緒に学んでいこうと思います。

【ASD(自閉症スペクトラム障害)とは】

対人関係や社会的コミュニケーション障がい、想像の困難や興味の偏りなどを特徴とする障がいのことを言います。

そもそも自閉とは…

言葉のイメージから「自身の内部の閉じこもる」といったイメージを持たれがちですが、「自分の中で自己完結的に行動してしまう」という意味あいがあります。

だからこそ、「自分本位」「自分勝手」「人の気持ちがわからない」「空気が読めない」などと言われてしまうことが多いと思います。

しかし、この特性は必ずしもデメリットばかりではありません。

「周りの空気を読めない」「相手の感情に流されない」ということは「周りの意見や感情、損得に流されず、自分の意見を尊重できる」という長所になります!

【ASDの判断基準】

DSM-5というアメリカ精神医学会が発行している精神疾患の基本的定義によると。診断基準は4つあります。

まず、第1段階の条件として

1.社会的コミュニケーションが苦手

2.対人相互反応が苦手

この2つの条件を満たしていないと、そもそも診断はつきません。

上記の2つを満たしたうえで第2段階の条件を2つ以上満たすと、診断がつくことがあります。

1.同じ行動を何度も繰り返す、強い拘りがある

2.興味関心が非常に限定されている

3.感覚鈍麻または感覚過敏がある。

これらの条件を満たしたうえで、

・幼少期から症状があらわれていること(気づかれるのは成人になってからの可能性あり)

・日常生活に重大な障害がしょうじていること

以上の条件を満たしたうえで、本人・家族からの聞き取りや心理検査の結果を総合的に判断し、診断がつくことになります。

【社会的コミュニケーションの苦手】

コミュニケーションには「言葉」以外にも「表情」「身振り手振り」などさまざまのことを使って行われます。

この言葉以外でのコミュニケーションが理解しにくいことを「社会的コミュニケーションの苦手」と呼び、発達の特性としてよく挙げられる「表情が読めない、出しにくい」が社会的コミュニケーションの苦手さに影響していると考えられます。

空気が読めない、人の気持ちがわからない、という苦手な部分に影響してきます。

【対人相互反応の苦手】

自然と他の人の気持ちになってしまう。という脳の機能=対人相互反応

例えば、泣いてる人がいれば自分自身も悲しい気持ちになったり、映画やドラマで自分が傷ついたわけではないのに、自分も痛みを覚えたりゾクッとしたりすることがありますよね?

対人相互反応が苦手ということは「他人の気持ちを自然に察することが難しい」つまり定型発達の人に比べて、他人の気持ちに鈍感であるということにつながります。

なぜ、このような苦手が発生するのか…

ASDの脳は「シングルフォーカス」「シングルレイヤー」「ハイコントラスト」の特性があるのではないか、と言われています。

シングルフォーカス=意識を向けられる範囲が極端に狭い

車を運転している時を想像してみてください。

一般道を走るときは、周りの景色や歩行者の動き、お店などの広い景色を見るのに対して、高速道路を走るときは、目の前の車や車線といった狭い範囲に集中することが多いと思います。

シングルフォーカスの特性を持っている方は、常に高速道路を走っているような見え方【狭い範囲に集中してしまう】イメージです。

シングルレイヤー=一度にひとつずつのことしか考えられない

例えば、皮肉や嫌味が通じないのはこの特性が影響しているのかもしれません。

皮肉や嫌味は言葉ではいいように伝えながら、表情や裏の意味を込めて、相手に攻撃的な伝え方をすることを指しますが、理解するためには①言葉の意味を理解する②相手の表情を理解する③裏の意味を推察するといった複数のことを瞬時に処理する必要があります。

シングルレイヤー傾向がある方は、①のみを処理し、②③までの処理ができないので、相手の行動のズレから非難されているということを理解しづらくなるということが分かります。

例)仕事が遅い相手に貶す意図で不機嫌そうな表情で「毎日遅くまでよく頑張っているね」という意味に対して、嫌そうな表情=言葉通りの意味ではない、がわからず言葉通りの意味だけを捉えて「褒められている!」と捉えてしまう。

ハイコントラスト=白黒思考・0か100でしか物事を考えられない

仕事が完璧にできていないと、自分はこの仕事ができないと考えたり、挨拶をしたのに返事がないと相手から嫌われていると考えるような捉え方です。

例えば、40キロ制限の道路を多数派の人は道路状況を見ながら。他の車の速度に合わせたり、少し速度をオーバーして走ることもあるかもしれませんが、ハイコントラスト傾向のある方は、40キロ制限と言われたら、40キロ以上は絶対に出してはいけない、と捉えてしまうことが多くあります。

明文化されたルールに厳格なのに対して、暗黙の了解にはルーズになってしまう…という方はこの特性が影響している可能性があると考えられます。

【特性があることで、どんな難しさが生まれるのか】

シングルレイヤーがある方・・・

言葉を聞きながら言葉以外の表現を同時に理解する「社会的コミュニケーション」が苦手となりやすく、コミュニケーションの苦手でもお話しした「相手がつまらなそうにしているのに自分の話をし続けてしまう」「場の空気に合わない発言や行動をしてしまう」といった空気の読めなさにつながっていくと考えられます。

シングルフォーカスがある方・・・

感覚過敏や感覚鈍麻につながり、一つの事・ものへの執着や同じ行動の繰り返しにつながります。他者から見て、同じ行動を繰り返しているように見えても、本人にとっては過敏な感覚により全く違った世界が見えている可能性があるそうです。

シングルフォーカスとハイコントラストが重なると、狭い興味関心につながります。興味があること・ものにしか目や認識が行かず、それが好き・面白いに100意識がいってしまうことで、強い関心や拘りにつながるそうです。

次回のブログでは、このような特性があることで、どんな生きづらさ・働きづらさが出てくるのか考えていきたいと思います(^^♪

 

【郡山市】ADHDとは…後編【就労移行】【ネオワークス郡山】

 

皆さん、こんにちは。

前回のブログでは、ADHDの特性についてお話いたしました。

今回は、ADHDの特性があると、どのような困り事が発生しやすく、それに対しての対処法などを考えていきたいと思います。

【ワーキングメモリーの弱さ】

問題となりやすいこと

・聞き漏らす、聞いた情報を整理できない

・一時的に置いたものを忘れてしまう

対策法

メモやボイスレコーダーなどの道具を使用し、記憶ではなく記録をする。忘れても繰り返し確認できるようにしましょう!

合理的配慮

・指示は少なめにしてもらい、すぐ実行できる環境を整えていただく

・ボイスレコーダーなどの道具の使用許可をいただく

などが考えられます。

【注意の苦手】

問題となりやすいこと

・相手の話を聞き続けられない、同じ作業をやり続けられない、周りの物事に気を取られてやるべきことが中途半端になる

・すでにやり始めたことがやめられない(遅刻や欠勤につながる)

・どこに注意を向ければいいのかわからず、周りより行動が遅れる

対策法

・メモやマニュアルを作成する際、ポイントを絞って注目すべきポイントが目立つようにする

・整理整頓やイヤーマフ、ノイズキャンセリングイヤホンを使用するなど、周りに気を取られるものや音がない環境を作る

・定期的にリフレッシュする

合理的配慮

・指示してもらう場合、ポイントを絞って報告していただくよう依頼する

・席の配置を、集中しやすい環境にしていただく

・イヤーマフやイヤホンなどのツールの使用許可をもらう

・定期的に短時間の休憩許可やリフレッシュするための対策実施の許可

などが考えられます

【抑制機能の低下】

問題になりやすいこと

・思いついた言わない方がいいこと・言ってはいけないことを不用意に口に出してしまう

・衝動買いやのめりこみ(ギャンブル等)が起こりやすい

・計画的に物事を進めるのが難しい

・気になるものに意識が行くことで別の事をしてしまう、先延ばしすることでブレーキを踏めずスケジュール通りに進められない

・自分の話に夢中になり、止められなくなる。気になることがあると相手の話に割り込む

対策法

自分で止められない場合は、他者にブレーキをかけてもらう

合理的配慮

・衝動性が出ている時は相手に指摘してもらう(できなかったことことを指摘するのではなく、衝動性が出ている時にサポートしてもらうことで、成功体験を積むことができ自分でも取り組みやすくする)

・衝動性に対する対策を一緒に考えてもらう

衝動性についての配慮は、企業側に求めることは難しいと考えられます。

自己対処法や支援機関を活用し、適切な支援を受け対策していくことがお勧めです!

これらの特性や苦手さは個人差がある為、すべてのADHDの方に当てはまることではありません。

上記は一例であり、個人で苦手や得意なことが異なるため

発達障害は他者からわかりずらく理解されにくい障害といえます。

だからこそ、自分自身はどのようなことに困っていて、どんな配慮が必要なのか。課題に対して自分はどんな対策をしていけばいいのか。どんなサポートがあれば働きやすいのか。これらを自分で理解し一緒に働く人に伝えられる努力が必要になります。

ですが、自分のずれや特性を自分だけで理解、整理し伝えることは非常に難しいです・・・

自己理解と言いながらも自分のことを本当の意味で理解するためには【他者の視点】や【フィードバッグ】が必要になってきます。

自己理解やコミュニケーション能力の向上をサポートさせていただけたらと思います。

いつでもお気軽にお問合せください。

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は2024年4月1日に開所予定です☆

相談・見学・体験随時募集中です!

お待ちしております(^^♪

【福島県郡山市】ADHDついて…どんな特性?【ネオワークス郡山】【就労移行】

皆さん、こんにちは。

生活支援員 國分です。

1月の中旬になりましたが、郡山は暖冬の影響か全然雪が降りません。

みなさんのお住まいはいかがでしょうか。

今回は、発達障害の診断名のひとつ【ADHD】について、基礎知識を一緒に学んでいきたいと思います。

【ADHD】とは・・・

ADHDは不注意や多動、衝動性などを主な特徴とする障がいです。

主な症状としては、

・不注意(適切な対象に注意を向けたり、集中を保持することが難しい)

・多動性(落着きがなく、じっとしていることが難しい)

・衝動性(自分の行動を制止したり、抑制することが難しい)

といった3つのタイプに分けられます。

【ADHDの診断基準】

DSM-5というアメリカ精神医学会が発行している精神疾患の基本的な定義になります。注意欠如と多動性で診断基準が分かれています。

まず、注意欠如についてです。

以下6つ以上が該当するもの。

・不注意な間違い

・注意の持続の困難

・話を聞いていないように見える

・指示に従えず完遂できない

・順序だての困難

・精神的努力の持続を要する活動を避ける(集中力を必要とする作業を避ける)

・必要なものをなくす

・外部からの刺激に注意を取られる

・日々の活動を怠ける

一つひとつはありふれた特性に感じるが、それが6つ以上重なったものが、日常生活に障害をもたらしている場合、診断までいくことになります。

次は、多動性についてです。

こちらも6つ以上該当するものになります。

・手足が動く

・離席する

・走り回ったり高所に登ったりする

・静かに遊んだり余暇活動ができない

・制止の困難

・多弁

・質問が終わる前に答える

・順番が待てない

・他人を妨害する

ADHDについても、ASDと同じように 幼少期から症状があらわれていること、日常生活に重大な障害があらわれていることの条件を満たすことが診断の基準となります。

【なぜ不注意が出てしまうのか】

1.ワーキングメモリーの弱さ

※ワーキングメモリーとは一時的に情報を溜めておき、処理する記憶スペースのこと。

ワーキングメモリーが弱いということは、保持しておける記憶が少ない、記憶の整理や統合が難しいということになります。

その結果、物忘れの多さやマルチタスクの苦手、優先順位づけの苦手につながります。

2.注意の苦手

注意の4つの機能が難しいとされています。

【注意の選択】どこに注意を向けるべきか

例:複数のものを指して「あれ」と指示したとき、適切なものを選択できない

【注意の持続】どのくらい注意を向けていられるか

例:仕事や講義に集中し続けられない

【注意の転換】あるものから別のものへ、スムーズに注意を転換できるか、切り替えできるか

例:一つの作業に集中し続け、約束の時間を破ってしまう

【注意の配分】2つ以上のものに同時に注意を向けられるか、気の取られやすさ

例:仕事中、他者からの電話の内容や外からの環境音が気になってしまい自分の仕事に集中できない。別の事(場所)に意識がいってしまう。

【なぜ、多動性・衝動性が出てしまうのか】

ADHDの脳は行動のブレーキが効きにくい状態にあります。

当事者としては、「ブレーキをかけよう」という意識はあるが、ブレーキがうまくかからないので衝動的な行動をしてしまうことがあります。意思と行動がズレてしまうからこそ、本人のダメージが大きくなってしまいます。

【特性があることで生まれる難しさ】

ワーキングメモリーの弱さによる苦手

・聞き逃し、記憶の上書きによる「物忘れ」

・情報整理の苦手さによる「順序だて、優先順位の困難」

・記憶保持の苦手さによる「忘れ物、紛失、遅刻の多さ」

どこに注意を向けていいのか分からないので、どれが優先順位が高いか不明になったり、逆に一つのものに集中しすぎてほかに注意が向かなくなってしまうことがあります。(過集中)

あるいは優先順位づけはできているが、作業中に別のものに注意が行く、ワーキングメモリーの弱さで作業を忘れてしまい、作業の完遂が難しくなることもあります。

抑制機能の低下

行動にブレーキがかかりにくく、やってはいけないとわかっていても思わずやってしまうことも。

日々の行動を怠けてしまうのはやらなくてはならないとわかっていてもやらないという選択肢を取ってしまうことがあります。

次回は、ADHDの特性があるとどんな困り事が発生しやすいのか、それに対しての対策等を考えていきたいと思います。

就労移行支援事業所 ネオワークス郡山は

【2024年4月1日開所予定】です。

☆ただいま、開所に向け準備中です☆

発達障害・精神障害をお持ちの方が安定就職するために必要なこと【郡山市】【就労移行】

皆さんこんにちは。

生活支援員 國分です。

就労移行支援に通所している方、利用を検討している方の多くは、発達障害・精神障害をお持ちかと思います。

障がいとうまく付き合いながら安定して働くことを目標に支援していきたいと計画中です。利用者の方がそれぞれただ単に内定を得ることをゴールとせず、中長期的に安定して働ける状態であることを通して、人生の質を上げていくことを大きな目標として、働くことは自分の人生を豊かにするための一つの手段として考えています。

一方、障がいがある方が働くことに大きな壁が立ちはだかることもあります。その壁を乗り越えたり、破ったりすることで安定就労への道を開くことができるようになると思います。

では、その安定就労のためにどのようなことが必要になるでしょうか。

一緒に考えていきましょう!

①障がいのある方の働くスタイル

一般的に障がいのある方が働く際に、大まかに2つの働き方に分けることができます。

・障害者雇用(オープン)

障害を開示して働くこと(障害があることを前提とした働き方)

・一般雇用(クローズ)

障害を開示しないで働くこと

この2つにはどのような違いがあるでしょうか。

大きな違いの1つとして【配慮の受けられやすさ】ということでしょうか。【配慮】とは、自分の周囲から受けられる人的・物理的なサポートの事を指します。

障害のある方が働く際に、その特性上さまざまな困難を伴う場合があります。例えば、コミュニケーション/人間関係・体調面・作業のパフォーマンスなどにおいて躓きやむずかしさを生じることで、ストレスや精神的な負担がかかりやすくなるといったことが起こりやすくなります。

その結果、退職・離職に至ってしまうというリスクがたかっくなってしまいます。これらは、障害特性(障害の持つ性質)に起因するものであるため、自身の努力や工夫にも限界があり、配慮とそれらを組み合わせることで、就労時の安定したパフォーマンスの可能性を上げることができます。

障害者雇用は、障害のある方が働くことを前提にしているスタイルです。一般雇用と比較すると、元から配慮が必要であるという前提での働き方になるので、配慮の受けやすさの面では障害者雇用で働く上での大きなメリットといえるでしょう。

 

一方で障害者雇用には一般雇用と比較するとデメリットがあることも事実です。

雇用形態の違いとそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました!

☆障害者雇用☆

・障害者雇用率制度の枠内での就労

・障害特性の開示で配慮を求めることができる

・障害者手帳の所持が必須になることが多い

メリット

・個人の特性を配慮してもらえる

・多くの場合、残業はない

・月の通院時間の確保ができる

・支援者の面接同行によるサポートが受けられる

デメリット

・非正規雇用からのスタートが多い(数年後の正社員登用のケースが増えている)

・職種が限られる(軽作業・事務など)

・昇給やキャリアアップの機会が少ない

☆一般雇用☆

・一般求職者と同じ条件で就職

・診断や特性について就職先に伝えなくてよい

・特性開示でも十分な配慮が受けられるとは限らない

メリット

・求人数が多い

・職種の幅が広く、専門職も多い

・キャリアアップと共に昇給や昇格がある

デメリット

・残業や休日出勤が入ることがある

・特性上苦手な業務への従事の可能性がある

 

このようにメリット・デメリットを比較すると、障害者雇用における大きなデメリットの1つとして、待遇面で低い傾向にあるということかもしれません。

②障害のある方が働くときのつまづき

障害者雇用は、障害のある方が働く際に配慮を受けることを前提とした働き方と先述しました。配慮が前提ということは、障害のある方の就労は難しさ躓きが生じる可能性が高いということを意味します。

どのような躓きが多いのか、厚生労働省が行った障害者雇用の調査結果からみていきます。

1.職場の雰囲気・人間関係 33.8%

2.賃金・労働条件に不満がある 29.7%

3.疲れやすく体力・意欲が続かなかった 28.4%

4.仕事内容が合わない(自分に向かない) 28.4%

5.作業・能力面で適応できなかった 25.7%

6.症状が悪化(再発)した 25.7%

7.家庭の事情 8.1%

8.出産・育児・介護・看護 1.4%

となっています。障害がある方の離職理由はどのようなことがあるでしょうか。

・コミュニケーションにおける躓き

・待遇のミスマッチ

・自己理解、自己管理の不足

などがあげられます。

③定着するために必要なこと

精神障害のある方は、就職後3ヶ月以内に約30%の方が離職

1年以内に約50%の方が離職

発達障害がある方は、就職後3ヶ月以内に約15%の方が離職

1年以内に約30%の方が離職されることが分かっています。

また、訓練を受けた場合と受けなかった場合の定着率の差がはっきりあり、就職訓練を受けた方が安定就労に結び付きやすいことが分かります。

安定就労に必要な要因として

・就職前の準備をしっかり行うこと

・障害者雇用での就職

この2つをあげることができます。

④安定就労のための準備

障害の有無に関わらず、職業生活を送る上で必要なことが考えられます。

1.健康管理(心身の体調管理・対処、食事、服薬、自分の病状を含む自己理解など)

職業準備におけるすべての土台になっているものです。心身の健康が不足した状態では、出勤や作業時のパフォーマンスが安定しなかったり、退職の直接的な要因になることも多くなってしまいます。まずは健康管理(不調にならないようにする/不調になったときの対処)をしっかり行えるようになることで、働く土台を作っていきます。

2.日常生活管理(生活リズム・身だしなみ・金銭管理・社会のルール順守など)

健康管理の次は日常生活管理のスキルを身につけます。ここでは生活リズムや身だしなみ・社会のルール順守など、社会生活を送るための基礎が含まれています。就職をするということは、社会に出るということと同義です。社会生活を適切の行えるということは適切な就労への基礎となっています。

3.対人技能(挨拶・会話・敬語・協調性など)

働くということは自身の作業や取り組みの結果の対価としてお金をもらうことです。業界・職種・雇用形態に限らず、就労においては自分以外の他者と何かしらやり取りを行わなければなりません。社会にはさまざまな人がいるため、自分と合わない人が同僚にいることも珍しくはありません。その中で仕事として協力していくために、適切にコミュケーションができる力が求められます。

4.基本的労働意欲(ビジネスマナー・報連相・労働への意欲など)

ここからは実際の労働場面で必要となるスキルです。ビジネスマナーやルールを守れるか、作業における連絡・報告・相談を適切に行うことができるかといったものが含まれます。会社には基本的なビジネスマナーに加えて、その企業独自のルールやマナーを設けている場合があります。そのため、組織の一員としてルールやマナーを理解して職務を遂行できるかは非常に重要な要素といえます。

5.職業適性(作業特性・指示理解・作業正確性・変化への対応など)

最後の要素が職業適性になります。ここには、仕事の時に出された指示を適切に理解し、適切な方法で取り組めるかといったことや、作業への集中度合い・作業結果といったものが含まれます。仕事における給与は自分自身の取り組みの結果による対価として受け取るものです。作業した際の結果にかかってくる部分になるので、どのような作業に取り組むのか・自分の作業適正は何かといったことを考える必要があります。

求職活動においては、どんな職種があっているか・どんな作業が適しているかといった適正に目を向けてしまいがちですが、それよりも手前の基本的な部分をクリアにしておく必要があります。住宅と同じで土台作りをしっかり行うことで安定就労の実現に近づいていくことができます。

ネオワークス郡山では、一人ひとりにあったトレーニングを提案、支援していきます。

2024年4月1日開所予定です。

お気軽にお問合せください☆

【福島県郡山市】受給者証の申請について【就労移行】【ネオワークス郡山】

皆さん、こんにちは。

生活支援員 國分です。

今回は受給者証の申請についてご紹介したいと思います!

今回のブログを読んでいる方、もしくは皆さんの周りに福祉サービスを利用したいけどなにから始めればいいかわからない・・・障がいのことを理解してもらいながら働きたい!訓練を受けたい!という方の参考になればと思います☆

 

〇受給者証とは・・・

福祉サービスの利用には【受給者証】が必要になります。

受給者証には大きく分けて2種類あります。

まず1つめは、福祉サービスを受けるための【障害福祉サービス受給者証】になります。

2つめは医療を受けるための【自立支援医療受給者証】になります。

障害福祉サービス受給者証で受けられるサービス

・就労移行支援

・就労継続支援(A型・B型)

・共同生活援助(グループホーム)などがあります。

自立支援医療受給者証があると、医療サービスを受ける際に(診療を受けるとき)自己負担が1割になります。

※所得によって自己負担の上限(一月あたり)が2万円・1万円・5千円・2,500円・0円と段階的になっています。

ネオワークス郡山は就労移行支援事業所になりますので、必要な受給者証は【障害福祉サービス受給者証】になります!!

〇受給者証を取得するためには・・・

ここでは、障害福祉サービス受給者証を取得する流れをご紹介いたします。(予め、医師の診断書または意見書をご用意ください。)

精神障碍者保健福祉手帳をお持ちの方は申請の際に持参します。(手帳はなくても就労移行支援を利用することは可能です)

また、サービスの利用計画案が必要になります。こちらは自分で作成することも相談支援事業所の支援員に依頼することも可能です。

☆就労移行支援事業所を利用する場合の例☆

①お住まいの地域の障害福祉担当の窓口(市役所など)へ行き、就労移行支援のサービスを受けたいこと・受給者証を取得したいことを伝える

②申請用紙(窓口にあります)に記入。書きかたが分からない場合は職員が教えてくれます。

③サービスの利用計画案(相談支援員に作成を依頼した場合)またはセルフプラン(自分で計画書を作成した場合)を提出

申請は以上になります。後日担当職員から電話での聞き取りがある場合があります。受給者証が手元に届き次第サービスの利用が可能になります。申請してからサービスの利用開始までおよそ1.2か月かかることがあります。

 

以上が申請についてになります。

ご不明な点がございましたら、いつでもお問合せください。

ネオワークス郡山は2024年開所に向け準備中です!

【福島県郡山市】障害者手帳のメリット・デメリット【就労移行支援】【ネオワークス郡山】

こんにちは。

生活支援員 國分です。

今回は障害者手帳を持つうえでのメリット・デメリットについてみなさんと一緒に考えていこうと思います!!

障害者手帳について

障害者手帳は、身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。

制度の根拠となる法律等はそれぞれ異なりますが、いずれの手帳をお持ちの場合でも、障害者総合支援法の対象となり、様々な支援策が講じられています。

障害者手帳とは、一定以上の度合いが障がいがあることを証明するものになります。手帳の取得は任意ですが、取得することで経済的・物理的な負担に対するサポートを受けられるようになります。

☆障害者手帳を取得するメリット☆

・就職に関する支援が受けられる

・税金の控除や金銭的な支援が受けられる

・医療面での支援が受けられる

などがあげられます。

就職に関する支援・・・

障害者雇用枠での就職が可能になります。

障害者雇用枠とは、企業などが障がい者を対象に雇用する採用枠のことです。障害者雇用枠で就職すると、障がいがあることを伝えた上で働くため、周囲の理解を得やすく、得意なことを活かして働けるなどメリットがあります。ただし、障害者手帳を取得しているからといって周囲に必ず障がいがあることを伝えなければならないわけではありません。

障害者手帳を取得している方が、障がいがあることを言わずに一般雇用枠で働くことも可能です。

障がい者向けの就労サービスの利用が可能になります。

障がいをおもちの方が仕事を探すにあたって抱える悩みや不安を相談できるサービスが利用できることもメリットです。

ただし、就労サービスを利用する上で、障害者手帳は必須ではありません。障害者手帳があることで手続きがスムーズに進むこともあるため、詳しくは自治体の障害福祉窓口へご相談ください。また職員が同行することも可能になります。

障害者手帳を持っている方が活用できる就労サービス

・就労移行支援事業

一般就労への就職を目指す障がい者の方をサポートするサービスです。利用できるのは原則2年間となり、対象は65歳未満の障がい者と難病をお持ちの方です。

仕事に就く前の職業訓練や職場探しの相談、就職活動の準備や就職後には仕事や職場の人間関係の悩み、金銭管理など実生活に関する相談に乗ってもらうことができます。

・地域障害者職業センター

各都道府県に1か所設置され、障がいをお持ちの方一人ひとりのニーズに応じた職業評価や職業指導、職場適応援助など各種の職業リハビリテーションを実施しています。

福島障害者職業センター|独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 (jeed.go.jp)

・障害者就業・生活支援センター

就業面と生活面の一体的な相談・支援サービスを行う機関です。

就業面は就業支援担当スタッフ・生活面は生活支援担当スタッフが担当してサポートを行い、職業準備訓練や職場実習の斡旋、就職後の職場定着支援などのサポートが受けられます。

・ハローワーク

障がいについて専門的な知識がある相談員を配置し、就職を希望する障がいのある方に対して、仕事に関する情報提供や就職相談に応じています。また、ハローワークと連携する機関と協力して就業前に実習を受けられるサポートや、障がいのある方を対象とした就職説明会なども実施しています。

税金の控除や金銭的な支援が受けられる

税金の控除(障害者控除)や減免、公共料金の割引サービスを受けることができます。

1.所得税の控除

2.住民税の控除

3.相続税の控除

4.自動車税・軽自動車税の減免

5.自動車取得税の減免

6.預貯金の非課税対象化

以上の6つが支援の主になります。

また、障害者手帳を取得している方が受けられる割引サービスの一部をご紹介いたします。

1.公共機関の割引(鉄道、飛行機、バス、タクシーなど)

2.NHKの受信料の割引・免除

3.有料道路交通料の割引

4.携帯電話の割引

5.美術館や博物館の割引

6.駐車場料金の割引

などが受けられます。

医療面での支援が受けられる

1.医療費の助成

2.車椅子や補聴器などの補装器具の助成

3.リフォーム費用の助成(手すりや段差解消)

☆障害者手帳を取得するデメリット☆

障害者手帳を取得した場合のデメリットはほとんどないと言えます。

ただ、デメリットがないと言っても、障害者手帳の取得を躊躇う方がいるのも事実です。

ここでは、障害者手帳の取得を躊躇う理由と誤解されたやすい事例を考えていきたいと思います。

障害者手帳の取得を躊躇う理由・・・

・職場の人にばれないか

障害者手帳を取得している方で、障がいがあることを言わずに働いている場合、職場の人に知られてしまうのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。障害者手帳を取得しているだけでは、会社にその情報を知られることはありません。ただし障害者控除などを受けると、住民税の控除に関する書類が届くため、給与等の担当者に知られる可能性はあります。しかし、社員の個人的な情報を他の社員に公表することはプライバシーの侵害に当たるため、社内に知れ渡る可能性は低いと考えられます。

・賃金が安くなるのではないか・・・

障害者手帳を取得したことで、賃金が安くなることはありません。

障害者手帳を取得していることを理由に、賃金や教育機会、福利厚生に関して障がいのない人と差別が生じることは禁止されています。ただし、時間短縮で働くなど、労働時間が少ない場合は月収が少なくなるケースはあります。

・生命保険に入れないのではないか・・・

生命保険へ加入するには、多くの場合保険会社の審査を受ける必要があります。生命保険の加入審査の主な基準は、健康状態です。申込時の治療中の病気の有無や既往歴などが審査基準となります。なので障害者手帳の有無は審査に関係ありません。ただし、手帳の有無については既往歴として告知する必要があります。

障害者手帳を取得したからといって、会社や周りの人に自分が障がい者であることを知られることはありません。

また、障害者手帳を持っていたら障害者雇用枠で就職しないといけないわけでもありません。障害者手帳を持っていても障がいを打ち明けずに勤務している方もたくさんいらっしゃいます。

手帳を取得していても使いたくなければ使ったり見せたりしなくても問題ありません。

そのため、デメリットはほぼないと言えます。強いてあげるとすれば「障がい者である。」という心理的なハードルが自身や周りにできてしまうこともあるという点です。障がいの受容ができるかどうかを考える必要があります。

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【福島県郡山市】就労移行支援を利用するときに・・・【就労移行】【ネオワークス郡山】

こんにちは!

生活支援員 國分です。

就労移行支援とは、障がいのある方が一般就労を目指すために利用する福祉サービスになります。

就労移行支援を利用するにあたって、【障害者手帳】が必要と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

就労移行支援サービスは障害者手帳がなくても利用できます!

就労移行支援に必要となるものは障害福祉サービス受給者証】になります。

そのため、障害者手帳が利用に必須ではありません。

しかし、受給者証の発行のために、現在病気や障がいのために就労が難しい状態であることを説明する必要があります。

この病気や障がいを障害者手帳で証明することもできます。

一方、障害者手帳がなくても他の手段で証明することもできます。

障害福祉サービス受給者証とは・・・

就労移行支援というのは、国で決められた福祉サービスです。

利用の要件をみたしているかどうかの確認が必要になります。

福祉サービスの利用許可が出た証として受給者証が発行されます。

ちなみに受給者証発行までに申請から1~2か月かかる自治体もあります。ご注意ください。

受給者証発行に必要なもの

受給者証の発行の要件は「病気や障がいにより就労が難しい状況であること」になります。

一般的には現在働いていなくて、病気や障がいがあることがわかれば申請することができます。

では、ここで病気や障がいを証明できる3つをご紹介いたします。

・障害者手帳

障害者手帳とは、身体障害者手帳・精神保健福祉手帳・療育手帳の3点をまとめた言い方になります。

どの種類の手帳を持っていても問題はありません。

・自立支援医療受給者証

精神疾患や発達障害といった精神障害がある場合は、自立支援医療制度の対象となる場合があります。

自立支援医療制度が適応されると通常の3割負担の受診料が1割負担になります。

この自立支援医療受給者証でも病気や障がいの証明になります。

・診断書

精神障害の場合は、意見書・診断書でも就労移行支援に通所することができます。

また、身体障害の場合は意見書や診断書ではなく、障害者手帳が必要となることが多いため、注意が必要です。

就労移行支援が利用できる方の条件の目安

(=受給者証発行の条件)

受給者証が発行されるためには、就労移行支援の利用条件に当てはまる必要があります。

就労移行支援の利用条件は概ね4つになります。

・一般就労を希望していること(※就労継続支援A型/B型の福祉就労を最初から目指す場合は当てはまりません)

・病気や障がいの診断を受けていること

身体障害・知的障害・精神障害・発達障害・難病などに関する医師からの診断書や意見書、障害者手帳、自立支援医療受給者証を所持していること

・18歳から65歳未満の年齢

・原則離職中であること(※自治体によっては状況次第で就業中での利用ができる場合もあります)

となります。

ネオワークス郡山をご利用になる場合は、職員が申請についてサポートすることも可能になります。お気軽にお問合せください☆

就労移行支援の利用にあたって障害者手帳は必須ではありませんが、持っているといくつかのメリットがあります。

障害者手帳のメリット・デメリットについては次回のブログで考えていきたいと思います!

 

【福島県郡山市】合理的配慮とは・・・【就労移行支援】【ネオワークス郡山】

皆さん、こんにちは。

生活支援員 國分です。

前回のブログでは【障害者雇用】についてご紹介しました。

今回は障害者雇用に関する中で出てきた【合理的配慮】について

ご紹介していきたいと思います!

【合理的配慮とは・・・】

合理的配慮とは、障害のある人とそうでない人の機会や待遇を平等に確保し、支障となっている事情を改善・調整するための措置です。

改正 障害者雇用促進法の施行により、事業主に対し障害のある人への合理的配慮の提供が義務付けられるようになりました。

雇用における合理的配慮を考える上で重要なのは、配慮の内容や程度、障害の内容や周りの環境、配慮を行う側の状況により変わるということです。

一人ひとりの特性や職場の状況を考慮し、どのような配慮が必要でどのように取り入れれば過度な負担がなく実現可能であるかを障害をお持ちの方と企業、周りの人たちが話し合って決めていくことが大切です。

雇用側が合理的配慮を提供するにあたって、合理的配慮がなぜ必要なのか、具体的にはどのようなものなのか考えていきたいと思います。

なぜ合理的配慮が必要なのか。

それは障害がある人とない人ではスタートラインが違うからです。

障害がある人に合理的配慮を行うと、「障害者だけに特別な配慮をするのはおかしい、みな平等であるべきだ 」と主張する人がいるかもしれません。この主張は正論にも感じますが、実は大事なことを見落としています。平等と公平・公正の違いです。

障害のある人は抱えているハンディキャップの分、障害がない人と比べるとそもそものスタートラインが違うのです。

合理的配慮が行われ公正さが保証されてからこそ、初めて平等な環境が得られます。平等になるようハンディキャップの分を埋めて、障害がある人とない人のスタートラインを合わせるためにも、合理的配慮は必要な措置になります。

〇職場での合理的配慮を得るためのポイント〇

職場での合理的配慮は、企業側と労働者(障害のある方)が相談をしながら合理的配慮の検討・実施を進めることになります。

職場における合理的配慮は、本人が働くうえで感じる困難さによって実施(提供)してもらう内容が異なります。その困難さは本人の特性だけではなく、その方を取り巻く環境によって生じます。

そのため、職場での合理的配慮を考えるときには、本人の障害特性や働くうえでの困難さだけではなく、職場環境(業務内容や上司、同僚、就業規則などの制度も含む)で本人が働きやすい環境にするためには、何が必要か検討します。

検討したうえで、どのように進めていくのか考えてみます。

1.働く上での困難さに対する対処法を考える

合理的配慮を得るためには、ご自身の障害特性によって生じる職場での困難さはどのようなものがあるかを整理し企業へ伝える必要があります。

働く上での困難さは一人ひとり異なります。働く場面で想定される困り事などにはどのようなものがあるのか、その上で自分ひとりで対処できること・難しいことを整理、理解することから始めましょう。自分の努力や工夫で対処できないことに対しては、どのような配慮があればできるようになるかを考え、企業に相談する配慮事項を検討していきます。

2.企業と合理的配慮について話し合う

企業は、雇用する障害のある方に対し、合理的配慮を提供する義務があります。そのため、障害のある方から合理的配慮の申し出があった場合、企業側は制度や業務内容、働く環境でどのような合理的配慮が提供できるか出入りします。ただし必要な配慮をすべて提供しなければいけないわけではなく、企業にとって負担が重くなりすぎない範囲で対応できる合理的配慮を提供する必要があります。

そのため、企業にとって負担が重くなりすぎない範囲で、障害がある方がどうしたら働きやすくなるか、本人の能力を発揮しやすくなるかを本人と企業側が双方で話し合いながら、提供される合理的配慮をすり合わせていくことが大切です。もし必要な配慮が企業にとって過重な負担になる場合は、他に働きやすくなる方法がないか代替案を考えていきます。本人と企業側とで話し合うことで相互理解を深めながら合理的配慮の検討を進め、最終的にどのような配慮を実施するか決めていきます。

3.定期的に検討・実施をする

個々の成長や業務内容の変更、周りの環境の変化などによって必要な配慮や効果的な方法が変わっていくこともあります。定期的に本人と企業側とで確認する場を設け、働きやすい環境が作れているかを話し合いながら必要な合理的配慮について見直していくといいですね。

 

ネオワークス郡山では、一般就労に向けて様々なカリキュラムをご用意しております。

【福島県郡山市】障害者雇用とは・・・【就労移行支援】【ネオワークス郡山】

皆さん、こんにちは。

生活支援員 國分です。

郡山では、雪がちらちら降ってきました。

皆さんのお住まいではどうでしょうか。

 

今回は【障害者雇用】についてご紹介していきたいと思います!

 【障害者雇用】とは・・・

身体障害や知的障害などをもつ人の状況に配慮した雇用を促進する制度です。

障害者の方が能力を最大限に発揮し継続的に働ける社会を目指す制度であり、障害者雇用の促進と安定のために様々なルールがあります。

障害者雇用率制度で「障害者」の対象となるのは、身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳の所持者です。

一般雇用では、企業が独自に決めた条件を満たせば基本的に誰でも応募が可能です。一方で障害者雇用は、障害者本人の適正と企業側の調整、雇用と福祉の連携などが重要になります。

【障害者雇用率促進法とは・・・】

厚生労働省が実施する障害者雇用対策のひとつであり、障害者が能力を活かし社会で活躍できるような環境を作るための法律です。

障害者雇用促進法では、「障害者雇用率制度」によって、従業員に占める障害者の割合が定められています。

従業員が一定数以上の規模の事業主は身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を法定雇用率以上にする義務が生じます。

民間企業の法定雇用率は2.3%と定められています。従業員43.5人以上雇用している場合は、障害者の方1人以上雇わなければなりません。

令和5年の障害者雇用状況の集計結果によると、法定雇用率を達成した企業の割合は50.1%、実雇用率(常用雇用労働者に占める障害を持つ労働者の数)は2.33%です。

20年連続で過去最高を更新しており、社会全体で障害者雇用が着実に進んでいる事が分かります。

【障害者の差別禁止及び合理的配慮の提供が義務付けられている】

障害者雇用促進法の改正に伴い、2016年4月1日より、障害者への差別禁止や合理的配慮の提供が義務付けられました。

事業主は募集・採用において障害者ではない者と同じように障害者にも均等な機会を与えなければなりません。

また賃金・教育訓練・福利厚生などの待遇に関して、障害者に対する不当な差別的取り扱いを禁止しています。

さらに事業主は障害者の特性に配慮し、施設の整備や援助者の配置などの措置が必要になりました。

なお事業主は障害者に対する差別や合理的配慮の提供に関して、障害者である労働者から苦情を申し出を受けた場合は自主的な解決を図るように努めなければなりません。

解決しない場合は、行政が必要な助言、指導または勧告ができるようい調停制度も設けられています。

障害者雇用では、障害の有無に関係なく、希望や能力に応じて誰もが職業を通じた社会参加のできる共生社会、つまり均等に働ける社会を目指すために、さまざまな制度が実施されています。

ネオワークス郡山では、一般就労を目指してさまざまなカリキュラムを提供していきます!

【ネオワークス郡山】就労移行支援とは・・・【福島県郡山市】

皆さん、こんにちは!

ネオワークス郡山 担当國分です。

皆さんは就労移行支援をご存じですか?

聞いたことある!なにそれ??と思われている方いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、就労移行支援についてご紹介いたします。

就労移行支援とは・・・

就労移行支援とは、「障害者総合支援法」における自立支援給付の1つとして用意されている福祉サービスです

就労移行支援制度は、障害者自立支援法(現 障害者総合支援法)のもと、2006年に仕組み化された福祉サービスのひとつであり、一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のための支援をおこなうことを目的としています。また、その支援を提供する場所を就労移行支援事業所と呼んでいます。

就労移行支援事業所へ通所するには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 18歳以上65歳未満の方
  • 身体障害・発達障害・知的障害・精神障害・指定難病のある方(※医師の診断書・通院証明書があれば障害者手帳を持っていなくても利用可能となるケースがあります)
  • 一般企業への就労または開業を希望する方で、就労が可能と見込まれる方

就労移行支援でなにができるの?

一般就労に向けた訓練(トレーニング)ができます☆

事業所によって提供プログラムは異なりますが、障がい特性への対処法を職員と考えたり、自己理解・対人トレーニング・コミュニケーションスキルの向上やPCトレーニングそして就職活動に必要な履歴書の添削、面接練習などを当事業所では行います。また、長年大企業に勤めた職員による講習や多彩な有資格者によるカウンセリング等、様々なカリキュラムをご用意しております。

自分に合った企業・職種を探します!

自分自身の強みや弱み・得意不得意を知り、自分に合った職場を職員と探し、職場実習や見学を行います。

就職活動のサポート

ハローワークや障害者就業・生活支援センター・障害者職業センターなどと連携し、ご本人にとってより良い職場を探すサポートを致します。また、訓練の中で履歴書の添削・面接練習も行います。

就職後も一定期間のサポート

就職後、職員が職場を訪問し定期的に面談をするなど職場定着のサポートを致します。

就労移行支援の利用は期間があります!

利用できる期間は原則2年間となります。例外もあり1年間の延長が認められる場合もあります。(お住まいの市町村により異なりますのでご確認が必要です。)

ネオワークス郡山は2024年開所予定になります。

開所に向けただいま準備中です!