みなさんこんにちは☺
生活支援員 國分です🌟
前回は履歴書や面接で伝える自己PRについて少しご紹介させていただきました。今回は障がいのことや配慮事項などの伝え方について考えていきたいと思います👍
障がいについての書き方
障がいを開示して働く場合には、履歴書に障がいについて記載する必要があります。記載する内容について厳密なルールはありません。主に下記のような内容をまとめることをお勧めします。
・障害者手帳取得年月日
・障害者手帳の種類、等級
・内容
・現状と詳細
・通院状況
・必要な配慮事項
現状と詳細、必要な配慮事項については、文章で詳しく記載しましょう。現状と詳細は障害の簡単な詳細を書き、障害とどのように付き合い、就職活動や生活をしているか記載すると状況がわかりやすくなります。
必要な配慮事項については、障害があることによって難しいことや不調が起きたときの対応などを記載します。
〖書き方の例〗
季節の変わり目や業務過多(月30時間以上の残業等)となった際に、倦怠感を感じる傾向がございます。十分な睡眠と食事を心掛け、異変を感じた際には主治医や上司の方に早めに相談することで予防しております。
障害の配慮事項の書き方
就労する上での配慮事項が明確であっても、言葉が不足していたりわかりにくい文章では、かえって困惑させてしまう可能性があります。履歴書を見ただけでもどんな配慮が必要なのかすぐ理解できるよう心がけます。
相手が理解できる内容にまとめる
自分の障害について必要な配慮がわかっていても、相手に伝わる内容であるかを確認しましょう。たとえば自閉症スペクトラムに属する方であれば、「大きな音や人の多い場所だと敏感に反応してしまうため、静かな場所での業務・ミーティング等を希望します」といった形で記載すると良いでしょう。
障害についてだけではなく、どうすることで症状が強まってしまうのかを私生活を振り返りながらまとめることで、相手に伝わる配慮事項に仕上がります。
具体的に書く
自身の障害においてどんな配慮が必要なのか、予めまとめておくことも大切です。たとえば車椅子を使用している方であれば、エレベーター・スロープなど、バリアフリー化された施設での就労が必要になります。どんな配慮が必要なのか言葉にまとめるのが難しい場合は、家族や就労移行支援事業所の職員などに聞いてみて具体的にまとめてみましょう。
自分が受け取りやすいコミュニケーション方法を伝える
視覚障害や聴覚障害をお持ちの方であれば、障害についてまとめた上でどんなコミュニケーションができるか・理解しやすいかも合わせて伝えましょう。
視覚障害をお持ちの方であれば、文章や図表などを使った書類・情報は理解しにくいことから音声で説明してほしいといった配慮事項を書くと伝わりやすいでしょう。
コミュニケーションの発信方法を示す
自分ができるコミュニケーションの発信方法を示すことも大切です。言語障害をお持ちの方であれば、言葉の発しにくさを抱えていることを伝え、その上で筆談を求めるといった配慮事項を書くと伝わりやすいです。
障害に関することはできるだけ客観的に記載する
自分の障害について書くことは気が引けるかもしれません。「障害について書くことで、自分への評価が下がるのではないか」と不安になりますが、企業にとって障害については1番気になる内容になります。面接での答えとズレが生じないように、できるだけ客観的に記載しましょう。現状と合わせて、過去から徐々に改善している、付き合い方が分かり生活しやすくなったなど、安定している部分があれば、記載することで採用担当者は安心できます。
注意点として客観的な事実をありのままに書きすぎると、必要以上に志望先へ不安な印象を与えてしまう可能性があります。
客観的でありつつ「〇〇が苦手ですが、このような配慮をいただくことで〇〇のように働くことが可能です」と前向きに障害を説明するように心がけましょう。
今回は障がいのことや配慮事項についての記載について考えてみました。
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