【福島県郡山市】障害者雇用枠での就職を考えている方へ…応募書類編①【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは☺

生活支援員 國分です🌟

前回のブログでは、障害者雇用の制度などを考えていきました。今回は障害者雇用で働くことを考えている方に向けて応募書類のコツなどをご紹介させていただければと思います😁

応募書類について

障害者雇用枠での就職活動においても、履歴書は重要な役割を果たします。

履歴書は、応募者の基本情報・学歴・職歴・資格・自己PRをまとめた文書であり、応募者自身を紹介し志望する企業に対して自分をアピールするための最初のステップになります。

障害者雇用枠を含め、どのような就職活動においても、履歴書の提出が求められることが一般的です。

履歴書

履歴書は、応募者の学歴、職歴や職務経験、スキル、資格などを記載する公式な文書です。企業は履歴書を通じて、応募者の過去の経験や能力、適性を評価し面接の選考に利用します。履歴書は企業に対して正式に自己紹介を行う最初の機会であり、良い印象を与えるためには、内容の正確性や可読性が重要になります。

なぜ履歴書が必要なのか

履歴書が必要な理由は複数あります。まずは応募者の基本情報や職歴を一目で把握するためのものであり、採用担当者が応募者の適性を判断するための重要な資料になります。

また、履歴書には応募者がこれまでに取得した資格やスキル、職歴や経験などが記載されており、企業はこれらの情報をもとに応募者が求める職種に適しているかどうかを評価します。

さらに、履歴書に記載自己PRや志望動機は応募者のこれまでの職歴や経験だけでなく、応募者のこれまでの職歴や経験だけでなく、その企業や職種に対してどのような意欲を持っているかを示すものであり、採用の際の重要な判断材料となります。

障害者雇用枠での就職活動において履歴書は、応募者自身を表現するための重要なツールにです。履歴書を通じて、自分の経験や能力、障害に関する適切な情報を伝えることで、企業は応募者の真の価値を理解し、適切な職場環境の提供を検討することができます。

障害者雇用枠での履歴書作成に関して、基本的なビジネスマナーを守りつつ、自己PRや志望動機を含め、自分の特性や能力を正確にかつ魅力的に伝えることが求められます。

履歴書の志望動機や自己PRの書き方

履歴書作成において、志望動機や自己PRの記載は応募者が企業に対して持つ熱意や、自己の強みを伝えるために非常に重要な部分になります。ここでは、効果的な志望動機と自己PRの書き方について考えていきたいと思います🌟

採用されたらどのように役立てるか前向きに記載する

志望動機では、単にその企業で働きたいという気持ちを伝えるだけでなく、具体的にどのように貢献できるかを前向きに記述します。

志望動機については例えば、過去の経験やスキルを活かしてどのような課題解決ができるのか、または企業のどのような点に魅力を感じ、どのようにその見慮kうをさらに伸ばしていけるかを具体的に書きましょう。

自分の言葉で表現する

自己PRでは、他の応募者と差別化を図るためにも自分の言葉で自己の強みや経験を表現しましょう。

テンプレートや一般的な表現に頼るのではなく、自分ならではの経験や考えを通じてなぜその企業に貢献できるのかを説得力を持って伝えることが大切になります。また障害に関する配慮が必要な場合は、その障害をどのように乗り越えてきたか、または仕事をする上でどのようなサポートがあれば最大限に能力を発揮できるのかも併せて記述すると良い印象になります。

履歴書を作成する際には、自分自身の経験やスキル、そして志望する企業への熱意を前向きにかつ具体的に伝えることが重要です。自己PRは、自分の強みや特性を活かして志望する企業にどのように貢献できるかを示す機会です。

障害のある応募者の場合、その障害が仕事においてどのように影響するのか、またどのようなサポートがあれば企業に貢献できるのかを明確に伝えることで、採用担当者に自分の能力を理解してもらいやすくなります。

障害についての書き方

履歴書に障害に関する情報をどのように記載するかは、応募者と企業間の適切な理解とサポートを促進するために非常に重要になります。

備考欄か別紙に記載する

障害に関する情報は、履歴書の備考欄または別紙に記載することが一般的です。これにより、応募者の障害の種類や程度、必要な配慮などを企業に伝えることができます。記載する際には、障害特性を正確にかつ簡潔に説明することが重要になります。

記載しておくとよい障害に関する情報について

・障害者手帳の取得年月日と障害者手帳の種類と等級

障害者手帳の情報は、障害の公式な認定を示す重要な指標になります。手帳の種類を等級を明記することで、障害の程度を具体的に伝えることができます。

・障害の内容と特性

障害の具体的な内容とその特性を記述します。これには障害の影響範囲、日常生活や職場での具体的な支援や配慮が必要な点などを含めます。

・現在の状況

障害の現在の状況、例えば症状の安定性や日常生活での自立度などを記載します。

・通院の状況

定期的な通院が必要な場合は、その頻度や通院によって仕事にどのような影響があるのかを記述します。

職場でお願いしたい障害への配慮について記載する

障害に関する記載の中で、職場で必要とされる具体的な配慮についても触れることが推奨されます。例えば、車いすを使用している場合はオフィス内のバリアフリー化やデスクの高さ調整の必要性、視覚障害がある場合はパソコンの画面読み上げソフトの導入や書類の点字化、聴覚障害がある場合は手話通訳や筆談の利用可能性など職場での具体的な配慮を記載します。

障害者雇用枠で履歴書を作成する際には、これらの情報を正確かつ具体的に伝えることで、企業は応募者の障害に対する理解を深め、双方にとって最適な就労環境の構築に繋がります。

障害者雇用枠の履歴書を書くにあたり抑えておきたいポイント

障害者雇用枠での就職活動において、履歴書は自己紹介と自己アピールの重要なツールです。自身の能力と可能性を伝え、志望する企業に理解してもらうための大切な機会となります。ここで障害者雇用枠の履歴書を書く際に抑えておきたいポイントについてご紹介いたします。

障害についての説明は客観的に

障害に関する記述は、客観的かつ具体的に行うことが重要になります。障害の種類や程度、日常生活や職場で必要となる配慮などを正確に伝えることで、企業側が適切なサポートを検討しやすくなります。また障害による制限だけではなく、その障害を乗り越えてきた経験や、障害があるからこそ培ったスキルや強みについても積極的に記載しましょう。

どのようなフォローを必要としているのかを具体的に

職場での具体的な配慮や支援のニーズについて、明確に記述することが望ましいです。例えば、特定の作業環境の調整が必要である、定期的な通院のための柔軟な勤務時間が求められるなど、具体的な要望をリストアップしましょう。これにより志望先の企業は事前に適切な対応を検討することができ、スムーズな職場への適応が期待できます。

障害者雇用枠での仕事探しで相談・利用できる機関

障害者雇用枠での就職活動は多くの場合、特別な配慮やサポートが必要となります。全国には障害者の就職支援を専門的に行う機関が多数あります。これらの機関は就職活動を始める際の大きな助けとなります。

・就労移行支援事業所(就労支援サービス)

就労移行支援事業所は、一般就労を目指す方たちへの就職支援と就労後の定着支援を行っています。ネオワークス郡山では、就労に関する相談支援や自分らしく働くためのカリキュラムや長く働くためのカリキュラム、就職活動の支援など、一人ひとりに合わせて支援しています。

・精神保健福祉センター

精神保健福祉センターは、精神障害のある方々への相談支援を行う公的機関です。就職活動に関する相談だけでなく、日常生活や健康管理に関する相談にも応じています。就職に際しては、精神障害者保健福祉手帳の取得支援や、就労に向けた個別の相談、適切な就労場所の紹介など、多角的な支援を提供しています。

・障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターとは、全国に設置された障害のある方に向けた仕事・生活を相談や支援をする公的機関になります。特定の障害だけではなく、様々な障害のある方の支援を行っています。仕事面では職業スキルの確認・面接対策・生活面では健康管理・障害福祉サービスの手続きなどの相談に乗ってくれます。仕事や私生活の両面に不安を抱えている方向けのサービスといえます。

これらの機関は障害者雇用枠での就職活動において、応募者にとって有益な場所となります。各機関が提供するサービスを活用することで、自分に合った職場を見つけ、職業生活を送るためのサポートを受けることができます。

障害者雇用枠の履歴書をしっかりと書き自分にあった職場を見つけよう

障害者雇用枠での就職活動は、適切な準備と理解があれば今後の職業生活に向けた重要なステップとなります。履歴書はその第一歩であり、自己の能力・経験、そして障害についての理解を志望する企業に伝えるための重要なツールです。

また、障害者雇用枠での履歴書作成は、自己理解と自己表現を深めるプロセスともなります。自分自身を深く理解し、そのうえで企業に対して自分の価値をしっかりと伝えることができれば、障害者雇用枠での就職活動は成功へと近づくことができるかもしれません。

あなたのペースで希望の職種への就職を目指しませんか?

ネオワークス郡山では、「コミュニケーションが苦手…」「自分らしく働ける適性の職業はなんだろう」「無理せず長く働きたい…」などお悩みを抱えている方に向けて、就職に必要なスキルや知識を習得し、就職とその後の定着までのサポートを行っています。知識やスキルだけではなく、こころと身体のケアや工賃発生業務など、自分を認めて就職後も社会の中で自分らしく働き続けるためのサポートを行い、あなたの希望へ向けて全力でサポートいたします。

ただいまネオワークス郡山では利用者様を募集しております🌟

相談・見学・体験受付中です☺

お気軽にお問い合わせください🎈

次回のブログでは、履歴書の中でも一番大変な自己PRについて考えていこうと思います🍃

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です