【福島県郡山市】仕事の要領が悪いと指摘されてしまう方の特徴と対処法【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは☺

生活支援員 國分です。

前回、ADHDの特有の思考などを学んでいきました🌟

今回は、『仕事の要領が悪い』と指摘されてしまう方について、特徴と対処法をお伝えしたいと思います。

特徴

仕事や家事をしていて『同じミスを繰り返す』『仕事が遅いと言われる』ことはありませんか??

多くの方は、同じ作業を繰り返すと慣れて業務効率が上がったり、工夫するポイントがわかってきたりする思います。

しかし、どうしても苦手な作業や抽象的なタスクがあることも事実です。

仕事をする上で、自分の得意でない作業をすることになった際には、要領の悪さが目立ってしますこともあります。これはASD(自閉症スペクトラム障害)の特徴の1つである『物事が一定不変であることへのこだわりや同じ行動の反復』として説明できます。

わかりやすくすると『一度決まったやり方が身についてしまうと途中で変えることが苦手』と説明することができます。

効率の良し悪しに関わりなく、自分のやり方が身についてしまうと後から変えることが特性上困難とも言えるでしょう。

もちろん、すべての作業において「変更できない」わけではなく、一人ひとりの特性によって、作業の得意不得意は変わってきます。

また、1度の体調を崩したことがある方は、業務をする上で体力や思考力が低下し、なかなかもとのパフォーマンスを発揮できないということもあります。

疲れやすさやミスの多さ、判断能力の低下等で要領の悪さを実感することもあるようです。

対処法

①自分で手順書を作る

対処法の1つ目は『自分で』手順書を作ることです。

仕事をするときに、前任者から作業内容の説明があったり、マニュアルが渡されたりすることがあるでしょう。マニュアルを見てこなすことができれば、要領の悪さを感じることはないでしょう。

しかし、1度覚えた作業において手順の変更、効率化の見直しはよくあることです。この変化に対応できないと要領が悪いと指摘されるかもしれません。

手順の変更を指示された時には、自分で手順書を作ることに取り組んで一魔将。説明を受けて終わりではなく、手順書を作る工程でアウトプットとして手順の見直しすることができます。

そして、変更後に作業を行うときに、自分で作成した手順書を見ながら作業することに取り組んでみましょう。

②環境設定・準備する

特性検証とは、自分の得意、苦手を把握することです。

得意な作業と苦手な作業を理解しておくだけで、仕事のしやすさは変わっていきます。得意な作業は苦労しなくても意欲的に取り組みやすくなります。

苦手な作業に取り掛かる前に『準備をすること』ができると思います。要領の悪さはこの準備することで解消を目指します。

具体的な準備は、対処法①の手順書を用意することに加え、作業に取り組みやすい環境を作る(例:視界に余計なものが入らない、静かな場所、集中できる時間帯を設定する)などがあります。

仕事によっては、考えてみると今すぐ取り組まなくても良いこともあります。

必要でしたら業務の優先順位を上司と相談することも環境設定に繋がります。

③専門家に相談する

要領の悪さを指摘されたり、自分のできなさを痛感すると、傷ついたりモチベーションが下がったりしてしまいます。また、ネガティブ感情が続くと退職や転職を検討することもあるかもしれません。自分ひとりで悩み、解決まで至ることが難しい場合もあります。

上記対処法に取り組んで解決しない場合は『専門家への相談』を提案いたします。すでに心療内科・精神科に通院をされている方は主治医の先生に相談してみましょう。

またネオワークス郡山では、利用中も就職後もいつでも相談に乗ることができます。

お気軽にお問合せください☺

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