【福島県郡山市】発達障害あるある⁉忘れ物対策について…【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさん。こんにちは☺

生活支援員 國分です🌟

13日(土)余暇の時間に利用者さんとお花見に行ってきました‼

お弁当を一緒に詰めて公園まで行き、のんびり過ごしてきました🌸

とてもリフレッシュできました☺

詳細はInstagramに投稿予定です♬お楽しみに!(^^)!

今回のブログでは、発達障害のあるあるの1つでもある『忘れ物、紛失物の対策』についてみなさんと考えていきたいと思います。

ADHDの特性と忘れ物・紛失物の関係性

ADHDの特性の中に『不注意』と『多動性・衝動性』の特性があります。それぞれの特性によって困り事の出方に変わりがあります。

不注意

不注意の特性は、注意が必要なことを分かっていても、別なことに気を取られてしまったり、気が散ってしまうなど、注意の向け方に困り事を抱える特性になります。

気を取られることがあると、自分で気づかないうちに物を置いてしまい、その場所を忘れてしまうことも見受けられます。また、メモを書いて忘れないようにしていてもメモの存在を忘れてしまい、結局忘れ物をしてしまうことも…

このように注意の向け方に困難を抱えていることで、どこに物を置いたのか忘れてしまったり、そのまま紛失に繋がってしまうこと可能性もあります。

多動性・衝動性

多動性は落ち着きがなく、じっと何かを行うことが難しい特性、衝動性はしたい、やりたいと思ったことを優先してしまう特性です。

これらの特性によって、出掛ける準備中にしたいと思ったことを優先して準備が疎かになってしまったり、メモを用意して確認作業を行っても、頭の中では全く別のことを考えていて、確認が抜けてしまうといったことも考えられます。不注意の特性と合わさると、したい・やりたいと思ったことが終わったあとに元の出掛ける準備に戻るといった注意の切り替えが思うようにいかず、そのまま忘れてしまうことが頻発するようになってしまいます。

このようにADHDをお持ちの方は特性によって、定型発達の方よりも、より忘れ物や紛失物をしやすい状態にあります。そのため特性にあった対策を見つけ、実践していく必要があります。

忘れ物・紛失物をしないために…

忘れ物や紛失物の対策は、種類やその組み合わせによってたくさん考えられます。自分に合わせた対策を見つけられるようにいくつか活用できる対策を紹介します🌟

その①書き出してチェックをつける

1つ目の対策は持ち物を書き出すことです。ADHDの特性をお持ちの方はワーキングメモリーの弱さがあるため、一時的に頭の中に記憶しておくといった苦手になりやすい傾向にあります。

そのため、準備している内に忘れてしまうといったことを防ぐために書き出すことをお勧めします‼

ホワイトボートや付箋、スマートフォンのメモアプリなそ書き出す手段を決めましょう。指さしチェックや声出しをしながらチェックしていくとより効果的に対策をすることができます。また、準備途中や実際出掛けたあとに、『これも必要だった!』と気づくことがあるため、はじめから完璧に書き出すことを目指さずにいきましょう。実践して振り返り、必要に応じて追加して次回以降の対策としてみましょう。

その②忘れもの防止アプリの導入

2つ目の対策は忘れ物防止アプリの導入です。アプリに忘れたくない物事をメモにして通知を繰り返し行ってくれるものや付箋を貼るようにスマホのホーム画面でメモの閲覧と編集ができるもの、どこに置いたか写真を撮ることで管理のサポートをしてくれるアプリまで様々あります。ですが、共通しているのは、導入するのになにかしらの手間がかかることと定期的にチェックを行うための習慣づけが必要なことがあります。先延ばししやすい方にとってはすぐに効果を出すのには向きませんが、身につけることができれば強力な習慣になります。

他にもスマホの通知音と振動だけでは気付かないのであれば、スマートウォッチと連携するなど、直接的な刺激で注意を引き戻すことができるようになる場合があります。

その③場所を決める

3つ目の対策は、持ち物を入れる場所や置く場所を決めておくことです。家の鍵や眼鏡、財布など普段から使用頻度が高いものは予め置く場所を決めておくと忘れたり、なくすことを減らすことができます。

家の鍵であれば玄関扉にぶら下げるや玄関横の棚に置き場を作ることで、どこに置いたかわからなくなるということが減らせる可能性があります。

このように置く場所を決めて対策をとっておくと、探す手間と時間が短くなり効率よく動くことができるようになるかもしれません。また自分で決めることで意識付けも容易に行うことができるかもしれません!

その④スマートタグ

対策の4つ目はスマートタグを活用することです。スマートタグとは持ち物に装着してスマホと連携することで紛失物を防止することができるアイテムです。

また、紛失してしまった場合も光や音、ARといった機能を駆使しアイテムの発見をサポートしてくれます。スマートタグによって機能が違うため、自分が望む機能が搭載されているものを選択しましょう。形状もキーホルダー型、カード型、シール型の3種類があります。用途に合わせて選択しましょう。

ただしスマートタグが電池式のため、電池が切れると使えなくなってしまいます。アプリで電池残量が確認できるものや事前に電池交換の時期をお知らせしてくれる機能があるものもあります。

今回ご紹介した対策は一例になります。うまくいかない場合もあります。うまくいかなかった場合はなにがうまくいかなかったのか、分析しサポートを補うよな対策を組み合わせていくことで自分に合った対策をみつけていきましょう。

忘れ物や紛失物が発生するという出来事は同じでも、特性によって有効な対策は異なります。特性に応じて対策を追加して組み合わせたりすることで自分になった対策をとれるようにしてみましょう。

ネオワークス郡山では、このようなことも職員と一緒に考え解決していけるように支援いたします。一人ひとりに合わせたカリキュラムを提供いたします。

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