遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます🎍
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突然ですが…自分の感覚がわからない…という状態に悩まれたことはありませんか?日々の生活の中で蓄積してきた疲労やストレスに気付いた時にはもう動けない…といったように自身にとって良くない状態に繋がってしまう恐れがあります。しかし、どうにかしなければいけないものの、対処法が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした自分の状態把握のために活用できるものとして、今回は事業所でも取り入れている体調チェックシートについてご紹介したいと思います🌟
体調チェックシートは、行動習慣の乱れの有無、メンタルの落ち込みなど自身がよくなりやすい状態をサインとして、その日の自分状態を把握するためのツールとなります。自分の体調や状態にいち早く気付き、対処できるようにするために活用できるツールなので、不調の原因がよくわからないことが多い方にはおすすめになります。
自身の体調に気付きにくい…その要因は?
はじめにそもそも自分の体調やメンタルの変化に気付きにくくなるのは何が要因でしょうか?要因の1つとして発達障害の特性によって気付きにくくなっている場合もあります。
*体調の変化に気付きにくい要因となる特性(例)
☑感覚過敏・鈍麻
五感(視覚や聴覚など)で得られる刺激に対して過剰に反応してしまうことにより、常にストレスを受け続けてしまう。その状態が慢性化することで疲労感やストレスに気付きにくくなる
☑ルーティンのこだわり
生活のルーティンを崩すことへの不安から崩さないように無理をする。また行動の変化が少ないことにより自分の調子の変化を見逃してしまう場合がある。
☑過集中
何かの作業に集中しすぎるあまり、気付いたら疲労やストレスが限界まで溜まり動けなくなってしまう可能性もある。
*体調チェックシートの作成
シートの作成に当たり、必要になるのが自身の調子が分かるサインを設定することです。サインは良好、注意(普通)、悪化(不調)の3種類に分けて書き出します。サインの目安としては以下の状態を参考にしてみてください。
☑良好サイン
自分の能力を発揮できる状態(食欲がある、スッキリ起きられる、気持ちが落ち着いているなど)
☑注意・悪化のサイン
自分の能力が発揮しにくい、発揮できない状態(首コリ、肩こり、考えがまとまらなくなるなど)
※注意のサイン例
・食欲がわかない
・そわそわする
・寝ても眠気がある
※悪化のサイン例
・吐き気がある
・思考が止まらなくなる
・考えがまとまらなくなる
サインにするものは身体反応(頭痛、疲労感、不眠など)やメンタル状態(不安感、緊張感の有無、集中力の有無など)そして行動(朝のルーティンができる、飲酒、食事量の増減、予定立てたことができるなど)から自分が自覚しやすいものを挙げてみましょう。
自身の状態把握は初めから完璧にできるものではありません。書いた時には気付いていなかった不調のサインが出てくることがあります。そうしたものは、日付と一緒にメモに書きとどめておき、1ヶ月などある程度の期間が経った際に見直し、既存のサインと入れ替えるとわかりやすくなります。継続していくことで自身のなりやすい状態を視覚的に把握しやすくし、必要に応じて有効なセルフケアを用意できるようになっていきます。
最近は寒暖差が大きくなったことにより、いつもとは違う分かりにくい疲労感が多くなってきています。注意・悪化サインが増えていたときに原因がわからない場合は、気温やその日の天気、生活環境など周囲を見渡して影響のありそうなことから推測することも有効になります。
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