【福島県郡山市】自己理解の重要性…【就労移行】【ネオワークス郡山】

みなさんこんにちは😁

生活支援員 國分です🌟

9月もまもなく終了してしまいますね…今年があと3ヶ月しかないことに驚きを隠せない私です‼

さて、みなさんは就職するにあたって自己理解はできていますか?

自己理解って何?なんのために自己理解って必要なの?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、なぜ就職する上で自己理解が大事なのかみなさんにご紹介していきたいと思います☺

なぜ自己理解が必要なのか…

自己理解とは、その名の通り自分のことを理解するという意味になります。自分のことなので理解できている!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、就職するにあたって自己理解はとても重要になります🌟

自分を理解するためにも自分の性格や態度、価値観、障害特性などを知りそれを自分自身が納得して受け止めていく必要があります。障害があることで、障害がない人とは違う特性を持っていて、その違いが社会での生きづらさに繋がっていく可能性があるからになります。自分自身を理解するためには、それなりの時間や方法が必要となってきます。無関心だったり、目を背けてきた人もいるかもしれません。自己理解は自分自身の社会生活の質を豊かにする可能性を秘めています。

働く際に障害をオープンにするしないに関わらず、働くことが難しい、生きづらさを感じているのであれば、自己理解を深めていくことは大切になります。

そして「これまでの自分の経験を振り返り、客観的に自分を見つめ直すこと」=自己理解は客観視する作業が大事になります。

客観視できない方に多いことは…

・自身に都合の悪いことは隠す

・良いことばかりの人生しか認識していない

・直視できないことに対して都合の良い内容を入れて上書きする

こころの許容量にも関係してきますが、客観視できない方は別の情報で思考を埋めようとします。人間の防衛本能にも関係していますが、幻想や空想になっていくのがこのためです。

例えば…

障害をお持ちの方で、「WordとExcelの基礎が出来ているから自分はWEBマーケティングに就職ができる‼」やメンタル不調の方が「体調が不安定で毎日昼すぎに起床しているけど昔鮮魚コーナーでの経験があるかた来週から働けます!」など少し極端ですがあまり現実味がない考えですよね?

自己理解ができていないと自分にとっての有益な人生の選択が導きだせなかったり、本当に実現できるかどうかの適性な自己判断が出来なくなってしまったり、働いていく中でやりづらさを感じたり、生きづらさを感じているのであれば自身の障害特性の自己理解を深めていくことが大切になります。

自分をよく知ることで、自分がどんな仕事に向いているのか、他者と関わるときに自分の特性を伝え理解を求めたり、自分で苦手や困り事をある程度軽減し、逆に良いところをうまく活かすなど様々なメリットが考えられます。

自己理解を進めるために重要なこと…

障害をお持ちの方が自己理解ができていないことで障害特性にあった進路選択や職業選択が出来ず不適応や二次障害に繋がることがあるため、特性を理解し、オープン就労の場合は配慮を得られる環境を選択すること、クローズ就労の場合は自己対処できるようなこころと身体を整えるなどとても重要なことになります。

そのために…

・障害の受容ができている

・障害特性を理解したうえで自身の強みや弱みを把握する

・セルフモニタリングでの体調管理や感情抑制

などが必要になります。

自己理解を進めるためのステップとして…

自己理解をおこなう上で次の視点から考えてみることで深く理解することに繋がります。

・自分からみた自分・・・自己分析や特性の理解

・他者からみた自分・・・他者からの意見をもらう

・データから見た自分・・・検査結果など

これらの視点から自己理解を多面的に見ていきます。そこから導きだされることで…

自分の強み弱みを知る

自己理解を通して強いと弱みを知ることで自分の特性を活かせる職場や環境が見つけやすくなります。【強みは企業に提供できる資質】です。これまでの仕事や生活の中で自分の得意であることが何か、うまくできたことなど強みを言葉にできれば企業側にどのようなメリットがあるかを想像してもらいやすくなります。【弱みを知ることで配慮に繋げることや自己対処法を考える】ことに繋がります。弱みに関しては、自分で理解し言葉にすることで企業側がどのような配慮が必要なのか想像してもらいやすくなり、それにより働きやすくなるということになります。クローズ就労の場合は、自身で弱みを対処していくために事前に準備できることやどのように対処していくかを考えていく必要があります。

特性は強みにも弱みにもなります。たとえば過集中の特性がある方は、状況に応じた臨機応変な仕事をするという面ではマイナスなこともありますが、集中力の持続が必要な環境下の仕事であればその強みを活かすことができます。このようにどのような環境であれば自分の強みを活かせるのかを知ることも大事です。

障害や病気のどのような理由により困り事があるのかを知ることも重要です。仕事での経験や生活での困り事を書き出してみるとわかりやすくなるかもしれません。

環境での困りごとを知る

環境の変化によっても体調が悪くなったり集中できないこともあります。どのような環境が自分にとって落ち着いて仕事ができるのかを理解しておくことも大事になります。

障害が原因で体調が悪くなる場合、悪くなる際の予兆、どんな症状が出るのか、対処法などをまとめておきましょう。

例:頭痛(天気や気圧の変化によって頭痛がする。予兆として耳鳴りがすることが多くこの時点で頓服を服用する。)

このように予兆や症状、対処法を考えておくことが重要になります。

環境の変化によって体調が悪くなったり、集中ができなかったりすることもあります。どのような環境が落ち着いて仕事ができるのか考えてみましょう。

例:大きな音、急な雑音がするところ、部屋の中心部、人の密度が高いところは落ち着かないが普通の人の会話やBGMは問題ない。部屋の出入り口近くが落ち着く。エアコンの空調は冬は暑く、夏は寒く感じるのでなるべく自然に近い温度が良い。

人との関わり方にプラスに働く

人はそれぞれ個性が異なります。仕事をしていると「どうしてそんな反応になるんだろう?」「思ったのとは違う動きをされて驚いた」という場面に出会うこともあるかもしれません。こうしたときに【自分の個性とどうズレがあるのか】を理解していれば相手の反応で右往左往することを減らすことができる可能性があります。

自分に向いた方法を選択しやすくなる

個性の違いは、学び方・仕事の進め方・判断の仕方などの違いを生みだします。学び方ひとつ取っても個性によって適する方法が異なります。自分の個性を理解していれば、自分にあった勉強方法を選択することが出来ます。そうすることで自分の得意なパターンに持ち込むことができ学習速度をあげられるようになります。

セルフコントロールができる

自身の個性を理解していると、自分の感情や思考、行動を自分で制御し調整できるようになります。トラブルが起きたときに、自己理解が深まっている状態であれば、自分がどのような感情であるか把握しやすくなり冷静さを保てるようになります。

自己理解を深めてより良い未来にしていきましょう!

ネオワークス郡山では、自己理解をはじめ、さまざまなカリキュラムを提供しています。一人ひとりの利用者様に合わせた支援を心がけてます。

ただいま利用者様を募集しています🌟

相談・見学・体験随時受付中です☺

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次回は、職業準備性ピラミッドについてご紹介させていただきたいと思います🎈

 

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