みなさんこんにちは☺
生活支援員 國分です。
みなさんはご自身の特性は把握していますか?
長く働いていくために大切なことでもある特性を理解して仕事にどう活かせばよいか考えていきたいと思います🌟
特性が強みになる‼
発達障害やその他障害にはさまざまな特性があります。一人ひとり異なりその特性により仕事での悩みに繋がることも考えられます。しかし実はその特性は得意分野に活かした強みに変えることもできるのです✨
ADHDの特性を持っている方…
ADHDの特性は不注意傾向が強いためミスの繰り返しや多動衝動傾向が強く後先考えずに行動してしまうことが多いと思います。
仕事上で悩みになるのはこのような感じではないでしょうか
・優先順位がつけられない
・マルチタスクが苦手
・仕事の期限を忘れてしまう
・興味のない仕事を放置する
・ケアレスミスや忘れ物が多い(ワーキングメモリの弱み)
ADHDの方の仕事上での強みは…
・行動力があり思いついたことをすぐに実行できる
・いろいろなことに興味を持ちチャレンジする精神がある
・興味のあることに集中できる
・創造性があり新しいアイディアが生み出せる
このように特性を強みに変え仕事に活かせるのではないでしょうか。
ASDの特性を持っている方…
ASDの特性のある方は対人関係やコミュニケーションに問題を抱えることが多く、仕事上では人間関係につまづくことが多いのではないでしょうか。
仕事上で悩みになることはこのようなこと
・相手の気持ちが理解できない
・あいまいな指示の意味が理解できない
・一つのことに集中しすぎてしまう
・感覚が過敏になりすぎて集中力を失ってしまう
ASDの方の仕事上での強みは…
・決まった作業やマニュアル通りに進めることができる
・正確な作業ができる
・一つの作業へ集中すると生産性が高い
特性を活かせる仕事は・・・?
『ADHDの特性に向いている仕事』
ルーティン化された仕事
→マルチタスクを求められることではなく業務の流れが決まっているルーティン化された仕事で自分のペースが保てる仕事であれば実力を発揮することができます。
自分のペースで働ける仕事
→時間を忘れて集中してしまうことがあるので、決められた時間での区切りがある仕事よりも自分の判断で時間を自由に使える仕事が向いています。
『ASDの特性に向いている仕事』
軽作業やモノづくり
→興味がある仕事での一点集中型が活かせれば生産性の高い作業ができます。
デスクワーク
→得意分野であれば、仕事をおこなっているときには飽きずに長時間集中してデスクワークに取り組むことができます。
ASDの特性をお持ちの方は人間関係や上司に気に入られるという評価ではなく、成果に応じて評価される仕事を選ぶことがポイントです。業務のスペシャリストになれば貴重な人材となります。
しかしここでお伝えしておくことは、これらはあくまでも『ADHDの特性』『ASDの特性』を活かせる可能性がある職種ということになります。必ずしもこの職業に就けるというわけではありません。予めご了承ください。
🌟まとめ🌟
発達に凹凸があってもそれぞれの特性を活かすことで、向いている仕事や職種があります。
ADHDの特性がある方は、多動性の傾向を活かし、身体を動かす仕事(例えば営業)やフレックスタイム制などで自分で予定を決めて働ける比較的自由な仕事が向いているのではないでしょうか。
反対に不注意傾向がある方は入力作業や書類作成など正確性が求められる事務職は苦手な分野になる可能性があります。
ASDの特性がある方は、拘りが強く集中力が持続する傾向を活かし軽作業での生産性を高める仕事や長時間作業できるデスクワークが向いているかもしれません。チームとしてよりも個人の成果が評価される業務の方がより能力を発揮できると思います。
反対にコミュニケーションを重視し臨機応変な対応を求められる仕事は苦手な分野になる可能性があります。
発達障害の方は特性による得意不得意の分野がはっきり分かれるので、仕事選びに苦労することが多いかもしれません。
ネオワークス郡山では就職にむけて利用者の方の得意不得意や障害特性を一緒に把握し、一人ひとりに対して個別に支援していきます。
自分らしく働くこと、仕事に充実感や手応え、達成感をもって長く安定して働き続けられるようにさまざまなカリキュラムを提供いたします。
ただいま、4月1日の開所にむけ準備中です。
そしてプレオープン中になります‼
相談・見学・体験ご予約不要でいつでもお越しいただけます!(^^)!
みなさまのお越しを職員一同心よりお待ちしております🌟